ソロ活 in Utopia
※ひとつ前の投稿を読んでくださった方へ
お待たせいたしました。幸運にも文字数をカウントするサイトに残っていたため、奇跡的にコピペで済みました。
消した直後は天を仰ぎましたが、帰ってきてくれてよかったです。
それでは、真の文章をどうぞ。
ある日ファミレスで順番を待っている際に、ふとこう思った。
「ひとりでファミレスにいる人ってなんで?」
念のため言っておくが、ひとりで来ることは悪いことなんて微塵も思っていない。”ファミリー”レストランなのに?なんて冗談でも思っていない。断じてね。
ただ私は、ひとりで飲食店に入ることに少し緊張してしまう人間なため、ひとりで食べるなら家で食べる派なのだ。
でも人が少なけりゃ全然いけるな、とも思った。やはり人が多いとなんとなく居心地が悪い。理由はあとで考えよう。ひとまずいまは、一人ファミレスについてだ。
この疑問を抱いた時間帯は晩御飯時で、かなり混雑していた。私がひとりで入るとしたら選択肢にも入らない時間帯だ。
見かけたひとりの方は2人(少しややこしい)。1人はスーツを着た女性、もう1人は私服の男性だった。
スーツを着た女性は、なんとなく仕事帰りなのだろうと想像できる。水曜で平日だったしね。
私服の男性はなぜなのだろう。見た感じ学生ではなさそうであった。仕事が休みだったのか、リモートワークの人なのか。
いずれにせよファミレスはカウンター席などがないため、ひとりに優しくない。ファミリーじゃないやつは迫害している。
絶対そんなことはないけど。
ごめんなさい。
また行かせていただきます。
なぜひとりでファミレスに来るのか考えてみた。
とりあえず思いつくことは「そこの料理が食べたい」「安く済ませたい」「ちょうど外にいたついでに」などだろうか。たしかに洗い物もしなくていいし外食はいいよね。
より具体的なシチュエーションを妄想と絡めて考えると「今日は家族が出払っているから」「毎日食べたい」「家族とケンカして帰る場所がない」「まだ家に帰りたくない」「家があまり好きじゃない」などだろうか。
ここまで考えて思ったが、ひとりに対するシチュエーションがなんとなく可哀想なものが多めに思いつくのはなぜなのだろうか。
私自身ひとり好きだし。特にかなしさなんてないのに。心のどこかで、ひとりはかなしいものと考えているのだろうか。
だからひとりで飲食店に入ることを躊躇うのだろうか。
そんなことを考えてひとりでファミレスに入れないやつより、ひとりでファミレスに入って楽しく食事をしている人のほうが幸せに決まっている。
「ひとりでファミレスにいる人ってなんで?」という疑問に
「ひとりでファミレスにいる人は幸せ」
という、だいぶずれた着地をしてしまった。
そう考えると、家族連れなどで賑わうファミレスに、幸せじゃない人なんていないのではなかろうか。
ファミレスこそユートピアなのかもしれない。
さらに着地がずれた。
私はいまどこに立っているのだろう。
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