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高校生がフィルムカメラにハマった話。②

今回はフィルムカメラを始めてみて感じたことについて書いていこうと思う。

いざNikon FE2を購入して、最初の一本にフジカラー SUPERIA PREMIUM 400を選んだ。

これがね。すごく楽しい。そもそもカメラ自体がほぼ初めてだったから、被写体を選ぶこと、カメラを構える行為、「カシャ!」と軽快なシャッター音を奏でてくれるカメラ、全てが気持ちいい。

36枚撮り終えた。ヨドバシに現像に出して、1週間後に返ってきた。仕上がりはどうだろう。ピンぼけ、ブレブレな写真ばかりだった。しかし、その曖昧な仕上がりの写真たちがなぜか愛らしく感じられたのだ。

1本目の内の1枚。梅田をダイナミックに映せた気がする。

おお。もしかしたらフィルム1本目にしてフィルムカメラの魅力の真髄に触れてしまったのかもしれない。

このとき春休み中だということもあって、彼女と京都へ着物デートに行こうということになった。

......カメラの出番じゃないか!!!!

せっかくの京都デート、もう少し写真の知識をつけておきたいと思った。デートの明日に備えてとりあえずf値?を覚えておこうか。数字を減らすとボケる。数字を増やすとキリッとした写真になる。なるほどな。分からん。

デート当日、私たちは着物に着替えた。ああ、彼女の着物姿が美しすぎる。清水に行ったり、彼女の写真を撮ったり、茶菓子屋さんでお茶したり、彼女の写真を撮ったり。最高のデートになった。

気づけば90枚くらい写真を撮っていた。彼女が撮られるのを歓迎してくれるタイプでほんとに良かった。

さあ、現像から帰ってきたぞ。仕上がりはどうだろう。

...!?

背景がボケている!!!

いや、ほんとにカメラを始めたばかりでここに感動してしまった。もはやフィルムと関係ない。

Leica京都店に展示してほしい。さすがにLeica様に失礼か。

あともう一つ、

フィルム独特の色味に魅了されてしまった。

この富士フィルムの色味、ヤバイ。
このシアンが強く出る感じ?最高に好き。

いやもう、この頃にはフィルム沼にズブズブだ。ああもうだめ。いつの間にか語彙力もぐちゃぐちゃになってきた。許してくれ。

そろそろまとめに入ろうか(無理矢理)。

フィルムカメラは最初は確かに難しかった。オートモードなんてものはないのだから、初心者にとっては少しだけハードルがある。

しかし知識をつけていくうちにどんどん写真が上手くなる感覚が分かる。これがほんとに気持ちいい。あと、他から見たら失敗に見える写真も、自分にとっては愛着のある一枚になるのも魅力と言えるだろう。

後半にフィルムの色味について触れたが、これは次回に詳しく語ろうと思う。

次回!フィルムの良いところ!
またね!

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