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高校生がフィルムカメラにハマった話。③

よし、今回は「フィルムの良い所とは何か?」について語っていこうと思う。

目次

  • フィルムにしか出せない色味

  • フィルムのデジタルとは違った「緩さ」

本当は現像を待つ楽しみや、フィルムのアーカイブ性などについても書きたかったが、今回は割愛させていただいた。ほいじゃ、れっつごー!

フィルムにしか出せない色味

フィルムの醍醐味といえば、やはり独特の色味だろう。フィルムで撮られた写真はどれもどこか懐かしさを感じる。今の若者言葉でいうと「エモい」のだ。このデジタルでは絶対に出せない感じ。うーん、最高。

(フォトショで加工したらデジタル写真もフィルム風になる?私はそんなことをしたくない!ロマンを求めているのだッ!)

そしてもちろん、フィルムの種類によっても写真の色味は違ってくる。大まかにいえば、富士フイルムは青や緑が強め、Kodakは黄色が強めに写る、みたいな感じ。

私のイチオシは、みんな大好きPORTRA400というフィルムである。名前の通り、このフィルムでポートレートを撮ると魔法がかかったような仕上がりになる。

5本セットで1万円くらい。やっぱり高いよね。

その日に行く場所だったり撮る被写体によってフィルムを選び、写真の仕上がりを想像をしながらシャッターを切る。最高じゃないか。


フィルムのデジタルとは違った「緩さ」

デジタルの場合はその場で写真を確認して、イマイチな仕上がりなら即消去して撮り直せる。フィルムはそれができない。ピンぼけやブレなんて日常茶飯事だ。

それだけ聞くとただ不便なだけだが、私はむしろそこに魅力があるのではと思っている。

「デジタルでは即消去されるサイアクな1枚も残る。そこが写ルンですのおもしろさだ!」
「31年目の写ルンです」より

まさにこの言葉の通りだと思う。フィルムにはそもそも「消去」の概念がない。ネガとしてずっと残る。だからこそ、現像から返ってきて失敗だな、て思った写真にも愛着が湧く気がする。

逆に、そんなに気合いを込めずに撮った写真がすごく良く仕上がることだってある。

すなわち、現像後の仕上がりを自分でコントロールできない分、「緩さ」として味を感じるのではないのだろうか。



......かなり頑張ってフィルムの良さを言語化してみた。でも実際のところ、みんなただただ楽しいからって理由でフィルムを使っている気がする。

なんか良いよね、フィルム。それで良いんじゃない?

次回!フィルムカメラをある程度触って、改めてデジカメが欲しくなった話!

お楽しみ!(今回、高校生であることに関係ない話になってしまって申し訳ない。。)

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