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とっちのこと #方言note

サラさんがとってもキュートな企画を打ち立ててくださいました。

わたしは京都府北部(舞鶴とかそっちのほう、京都市の『~はる』を、『~ちゃった』に変換したやつ)気味のあやしげな関西弁で、石川県の言葉を紹介しちゃろ思てます。えへ。

前提条件その1:わたしは実家が大好き。
前提条件その2:ちょっぴりファザコン

うちの父な、家庭内では「とっち」と呼ばれておりまして。たぶんとーちゃんから生じたものでな、母は普通におかーさんやねんけど、とにかく父はとっちなわけです。
母は、ちょっとだけ、父のことをうらやましいって思っとっちゃったみたい。ごめん、母。
(前提条件その3:わたしは母に世話になりすぎて頭が上がらない)
他意は全くないねんな、両親のうちどっちと話が弾むかゆうたらむしろ母やし。

ちなみにわたしはねこひとりと金魚5人のおかしゃんで、実家猫(写真の、箱の中でレーズンの大袋抱いとう子と、もうひとり、茶トラ男子)のねえちゃん。人間の夫がひとり。むずかしいな。

そんなとっち、昔はハイパー企業戦士やってんね。過去形なんは、とっちの会社で起こったとある出来事
(社会的にも大きな出来事やってんけど、ここでは触れんことにするな。あくまで話がずれるからであって、わたしは自分の父に恥ずるところは何らないと思ってるんやけどね。)
がきっかけで、彼の生き方がちょっと変わったから。ハイパーからどれぐらいパワーダウンしたんかはわからへんけど、家族との時間を大事にするようになっちゃったんちゃうかな。
わたしはそんなとっちの柔軟な生き方を尊敬しとうし、自分もそうありたいと思てる。いま、わたし、企業戦士どころか、落ち武者やけど。

まあ余談はええんよ、本題。本題って?とっちの人生やなくて、方言よ、方言。

そんなわが実家のかっこいいとっち、石川県は金沢に単身赴任していたことがあってんね。そんときにいっこだけ向こうの言葉を教えてくれました。
ホントはいろいろ教えてくれたかもしれんけど、いっこしか覚えてへん。

「あんやとね。」

っていうん。
例えば、

「おまんじゅう半分こしましょ~。」
「あんやとねえ♡」

っていうん。お察しの通り、「ありがとね。」の意味。

かわいいやんねえ、あんやとね。ちょっと甘えた響きがあるけど、男の人もあんやと、とか、ゆうとっちゃってんかな、おおきに、とか、ありがとうの関西弁の響きもいいけど、あんやとね、って、金沢らしてほんまかわいい。

金沢かわいいものがたくさんあって大好きな街やし、また行きたいな、ほしいものたくさんあるから、10万円くらい持って。はっ、給付金の可能性……!

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