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りんごに不慣れ。 #仕事を語る


死にかけた前職を離れて数ヶ月。
先日、現職について「どんなお仕事なんですか?」
と聞かれました。


回答ですか?


「悪ではないけど善ではない仕事」


表現の仕方はともかく、間違いではありません。
事実です。

同業者に謝れ?あ、はい。すみません。

なんでそういう表現にたどり着くのか?
ああ、ではお話しましょうか。

苦手な方はお帰りください。
お出口はあなたのうしろにございます。



現職で私nieveは、困っている人のために
あれこれしています。
そのおかげで、困っている人の自己管理スキルが
磨かれて、
手前どもを必要としなくなるのは、嬉しいことです。


では、困っている人みんなが、
自己管理スキルが磨かれて、
困っている人がひとりもいなくなったら?


今度は、手前どもの存在意義がなくなります。
自分たちが困るのです。

困っている人は、
勝手に湧いてくるわけではありません。

もっとも、彼らがいなくなれば、
あの業者たちもいなくなるわけで…
失礼。脱線しかけました。



自分たちの存在意義が彼らにかかっているなら、
私たちは彼らを、生かさず殺さず、
水槽の中で泳がせておけばいいのでしょうか?


けどそれって、なんだか…
手を差し伸べておきながら、
いざ手を掴まれたら振り落とすみたいな…
もやもやします。


まあ、そんなこんなで、
冒頭の表現にたどり着いたのです。


困っている人の味方ではないのです。
仕事自体は楽しいのですが。

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