情報リテラシー6

こんにちは、するめぱくぱくです。いきなり自分語りなんですけど、私特撮が個人的に大好きで、今日テン・ゴーカイジャーの特別上映会見にいったんですよ…こんなご時世なので演者さんたちが直接舞台挨拶に来てくれることはないのですが、中継という形でイベントやってる映画館が新潟市にあったのではるばる新潟市まで行ってみてきました。いやあもうほんっとに最高でした。12日から期間限定上映なんですけど、絶対その時も行きます。ファン的にもめちゃくちゃ良かったんですけど、最近映像を授業で勉強していたところだったので演出面の視点も持つことができて、勉強してて良かった〜!!って本気で思いました。

さて授業の話をしなければならないのですが。今回の講義の題名は「キュレーションが必要なワケ」でした。全体の感想は、人の興味を突くことができるのは結局人なのか機械なのか?よりこんがらがってしまった感じがします。いつもよりも難しく深い話だったのでなかなか噛み砕けなかったのですが、伸びを気にするあまり他者への敬意や物事への上品さを書いてはいけないということでしょうか、、?

先進国の中でも特に日本で顕著なようなのですが、ネットで商品を購入する前に情報収集や比較をしない消費者がユーザーの6割弱も存在しているみたいです。こだわりが薄くなってしまう理由に、情報量の多さや見極めの難しさ、たびたび開催されるセールなどによる購入するタイミングの図りづらさが挙げられます。確かに欲しいアウターを検索しても似たものが多すぎてあまりピンとくるものを見つけられなかったゆえに購入をあきらめたような経験が割と何度もあります。今まで無駄な買い物をせずに済んだ!と思っていたのですが、なるほど確かに経済やネットショッピングの進化に停滞を生んでしまっている消費者の一人になっているのを自覚しました。

今ではネット用語として受け入れられている「キュレーション」というワードですが、なんとリアル発祥の言葉なんです。今までの講義の流れとちょっと違って新鮮ですね。「情報を取捨選択してまとめること」がキュレーションですので、美術館や百貨店の催し物会場でやっている〇〇展や、通販や雑誌などのセレクト特集などもキュレーションと言えるわけです。思ったよりもずっと身近に存在していた概念なんですね、これ。

もちろんネットなどの電子媒体とこのキュレーションの相性は抜群で、ブログでもTwitterでもインスタでもFacebookでも、キュレーターとして活動し、人気を得ている人がたくさんいます。人気コーデや無難に可愛いを引き出せるコーデなど、ファッション系のキュレーション界隈は特に盛り上がっているイメージがあります。私もたまに参考にさせてもらったりしてます。テレビでも紹介される機会も増えてきていて、以前テレ朝の激レアさんでみた「軽い気持ちで「注文から24時間以内に漫画全巻揃えて発送します!」というサービスを始めたばかりに、日本中の古本屋さんを回る地獄の日々を送った人」のシステムもキュレーションなんですかね?

SNSのユーザーのアカウントごとに刺さりそうな広告を選出し、興味の薄そうな広告を排除していくシステムが存在し、名前をエッジランクと言います。ユーザーのいいねの傾向やフォローしているアカウントの指向、アクティブの多いページなどを参照し好みに沿うように入らない情報を消滅させていくシステムです。なので義理でフォローしている友人や会社の上司などがいると、一気に楽しくないSNSに早変わりしてしまいます。そうなると依存対策には良いかもですね…反対に趣味の共通したメンバーで固められたSNSは恐ろしいですね。いつまでみていても飽きない悪魔の空間が誕生するわけですから…

無料で配信されているSNSのサービスは当たり前なんですけど、ユーザー数が増えると広告が投稿の間に出現します。テレビと同じですよね。広告の収益で運営してくれているので我々は無料で使えている。どのSNSも、大体3〜4つおきの投稿ごとに広告が挟まってきます。この広告システムは2012年にFacebookから始まりました。うざいかもしれないけれど無料で使わせてもらってる側なので文句なんて言えません。それどころか足も向けて寝れません。運営様様です。本当に嫌な広告にはきちんとブロックするなりの対処をしましょう。

冒頭でも少し話をした結局人の興味を突くのは人か機械か?の話なのですが、Yahoo!ニュースのトピックスは人が手動で選び、Googleニュースはロボットが自動的に選別しています。話題性の高いニュースはGoogleで探しやすく、ユニークでもしかしたら埋まっていたかもしれないような話題はYahoo!ニュースで探すのが賢い使い方なんですかね?

まとめサービスも現在様々な形がありますが、こちらはもともと2ちゃんねるに存在していた文化でした。さっきのキュレーションとは反対ですね。私もゲーム情報まとめやアニメ感想まとめなどよくみていました。一体感があって面白いんですよね。まとめサービスで特に猛威を振るっていたのがNAVERまとめでした。今はもうサービス終了してしまって跡形もないんですけど、終了する前は何か検索したらほぼ検索結果を独占するほどのNAVERまとめが出てきて、有能なまとめサイトもあったんですけどなかなか邪魔でイライラの素だったりしていました。

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よこたん先生の講義画像をお借りしました。

キュレーションが流行し、キュレーションサイトも賑わったのですが人気というのはやはり人にマナーを忘れさせがちで、特に大きな事件として授業ではWELQ問題が話題に上がりました。このサイト、記事をうまく検索上位に持ってくるのがとても得意なサイトだったのですが、「肩こり」の検索結果1位に水子の霊が取り憑いているというサイトが上がってしまったことで適当な運営が露呈してしまった事件がありました。

キュレーションサイトはあくまで他者のアイデアをまとめて紹介するという形を取らざるを得ないので、相手への敬意やモラルがとても大切になります。まあ大抵考えてみたら当たり前のルールなのですが、記事が伸びても天狗にならず冷静にサイトを運営する必要がありますね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。ただいま深夜の2時でシラバスを確認できるサイトがメンテ中で次回の題名がわからないのですが、次回もよろしくお願いします!11月12日からテン・ゴーカイジャーが期間限定上映されるのでみてね!戦隊ファンなら間違いなく尊くて逝きます。

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