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2月25日 66日目


3時43分に入眠していた。前日は夜遅くまで志望動機を考えて、途中で徹夜を諦めてベッドに入った。
アプリの記録によると、7時過ぎから何度か途中で覚醒していた。最終的に11時に起きた。

A社からメールが届いていた。書類審査が通り、一次面接に進めることになったという文面に心が躍る。
メールには課題用のデータも添付されていた。提示されたデザインをもとにコーディングをし、事前に送って欲しいとのことだった。

課題の内容を確認してから、一次面接の希望日は、自分を追い込むために早めの日時でお願いした。

台所に行って昼食の準備をしながら、母に午後からショッピングモールに連れて行ってくれないかと頼んだ。帰りは自力でなんとかする旨も伝える。あそこに行けば、写真も撮れるし、カフェで準備もできるし、郵便局も近くにある。

昼食をすませたらすぐに出かけるイメージでいたけれど、家を出るまで結構手間取った。いざ出かけるときになってから、応募書類を印刷したり、あれもこれも必要だというものが出てくる。
封筒や、のりや、クリアファイルを用意して、着替え用のニットも一枚バッグに入れ、ブラウスの上から上半身だけスーツを羽織る。


ショッピングモールに到着し、まずは証明写真機のある場所へ向かった。大抵、目線が決まらない。
一番マシな写真を選んでプリントしてから、モール内のカフェに移動した。

まず持参した便箋に、感謝や書類確認をお願いしたい旨を書いた。極々簡単な文章であるし、字があまりきれいでないが、添えたいと思った。
次に封筒の宛名を書く。宛名を書くときは、いつもいつも字が上手だったら良かったのに、と思う。

そうこうしている内に15時近くになり、郵便局へ向かった。
窓口で、速達の簡易書留でお願いをする。書留でと言ったときに、職員の方が、ラミネート加工された書留の種類の一覧表を見せてくれたのがありがたかった。

帰りのバスの時間まで1時間弱あったので、さっきとは別のカフェで時間を潰した。PCを持参していたので、A社の課題を開いてみたりもしたけれど、大して作業は進まなかった。

帰りのバスで、近くの席のお婆さんが折り畳み傘を落としたので拾って渡した。その場でも言われたが、降りるときにも重ねてお礼を言われてとても嬉しかった。

夜は企画ライブや最終打合わせの予定があり、あまり他のことは手に付かなかった。尤も、これは言い訳である。

4時過ぎまで寝付けなかった。

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