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まずは自分を楽しませることが大切②~Sele Work(セレワーク)で自分の「やりたい」を叶える~


ブライダル業界での副業をスタートさせたIさん、

今回は面接から副業開始まで、
その後、研修や働き始めてみてなど・・・
実際のリアルなお話を聞かせて頂きました。



副業を始めようと思ったきっかけなどをお話しくださった前回の記事はコチラ↓

https://note.com/nicoshigoto/n/nf5928f0f8cbe


面接をしてみて

ニコシゴト:実際に面接をしてみてどうでしたか?

Iさん:
行くまでは、やっぱり大手企業ということもあって緊張していましたが、
始まってみると、堅苦しい面接ではなく
企業の方も雑談のようにお話ししてくださるので
リラックスできました。

ニコシゴト:Iさんは面接当日、身だしなみもしっかりされていらしてましたよね。

Iさん:
やはり、サービス職で受けるので、第一印象は気を配りましたね。



勤務初日での気づき

ニコシゴト:
無事に採用が決まり、研修スタートとなりましたが、出勤初日はいかがでしたか?

Iさん:
大変でした!(笑)

座学をしていただく予定だったのですが、
座学の講師の先輩が急遽、
介添えとして仕事に出なければならなくなり、
一緒について回らせて頂きました。

そこで
あぁ自分はまだまだダメだなぁ
と思い知らされました。


実際の現場について回らせて頂いたことで、
自分は
「咄嗟の対応に弱い」
ということに気づくことができました。

先輩介添えさんはご新婦様がつまづいたりした時に
すぐに手を差し伸べていたり、
ご新婦様の表情や行動一つ一つをよく見て
きめ細やかなサポートをされていました。

私はというと、
寒い時にご新婦様が羽織る用のケープを持っていたのですが
ご新婦様が寒そうにしていた時に、
すぐにかけて差し上げられなかったんです。
無駄に考えすぎてしまい、素直に動けませんでした。



座学では何を学ぶ?

ニコシゴト:初日はいきなり現場、ということでバタバタだったんですね。でも得られるものがあったということで、良い経験となったんですね!その後は別日で座学をなさったんですか?

Iさん:
はい。座学では色々な基礎知識を教えてくださいました。

結婚式といっても様々な形式がありますので、
チャペル式や神前式などについて、
分厚い冊子を用意していただいており、一通り勉強しました。

承り書の見方や、
館内を案内して頂きながら会場ごとの特徴なども教わりました。



ドレスや打掛の持ち方なども教わったのですが、
打掛が特に難しく、何回もやらせてもらいました。

座学だけで、3日ほど、1日4時間程度
しっかり教えて頂きました。


現場のOJTがスタート

ニコシゴト:OJTがスタート後はどうでしたか?

Iさん:
出勤後に先輩介添えさんと合流して、当日の流れの説明を受け、
OJT初日は先輩の隣に付いて、
見ることに徹する、
という感じでした。

一通りの流れは教わっていましたが、
時間ごとにも流れを補足してくださいました。



介添えとしての大まかな1日の流れは、

まず出勤して着替えたら、
承り書といってご新郎ご新婦様やお式の詳細が書かれている紙を
読み込む時間があります。
だいたい1時間弱くらいでしょうか。

その後、お支度の終わったご新郎ご新婦様を
館内の美容室までお迎えにあがります。

それから写真撮影などがあるため、そのサポートをいたします。

挙式、披露宴と進み、
儀式やご新婦様のご移動に合わせて様々なサポートをいたします。
披露宴終了後も写真撮影などがあります。

最後、お帰りのお支度をされて、お2人をお見送りするまでが介添えの仕事です。

介添えは、当日のスタッフの中で、
一番長い時間ご新郎ご新婦様のそばでサポートをする仕事です。

ニコシゴト:一番長く一緒にいるということですが、介添えの方々は皆様どのようにご新郎ご新婦様に接していらっしゃるんですか?

Iさん:
先輩介添えさん達の気遣いが本当にすごいんです。

お客様、として接するというよりか、
身内のように
「すっごく綺麗でした!!」「おなかすいてませんか?」「寒くないですか?」
などと親しみを込めてお声がけをされていて、
私の副業先企業では、カメラマンの方、司会者の方なども
みんなで「きれい、素敵」とお2人にお声がけされるなど
とてもあたたかい雰囲気です。


何回か現場OJTで入れて頂き、
いきなり独り立ち、ではなく、
部分部分で少しずつ慣れさせていただく感じです。

もうすぐ独り立ちなのですが、
頑張って期待に応えたいと思っています!


介添えとしての目標

ニコシゴト:あたたかく素敵な現場なのがとても伝わってきました!現場OJTも進んできて、今の時点で何か目標などはありますか?

Iさん:
一刻も早く一人前になる!です!

少しでも多くのご新郎ご新婦様のサポートをさせて頂きたいですし、
少しでも多くの方を笑顔にできればと思っています。


ニコシゴト:素晴らしいですね!そのモチベーションってどこから来るんですか?

Iさん:
心の余裕から生まれるものかなーと感じました。

ホテルに勤めていた頃は、忙しすぎて、
今思うと、お客様のことを一番に考えてあげられていなかったと思います。

今は本業がそれほど忙しくはないので、
時間や体力にかなり余裕があります。
だからこそ他人に優しくなれるし、
もっと自分にできることはないだろうか、
と、前向きに取り組む意識が持てます。



ニコシゴト:心に余裕ができると、何事も前向きに頑張ろうという気持ちになれますもんね。


「早く週末が来てほしい!」

ニコシゴト:実際今年の1月から副業を始めてみて、今どうですか?楽しめていますか?

Iさん:
今の時点では楽しんでいます。
ですが、現場を目の当たりにして、正直不安の方が大きいんです。

今までもサービスマンとして働いていましたが、
そこで身に着けてきた経験全てが通用するわけではありませんし、
自分に務まるのかな、と心配になることもあります。

ですが、習うより慣れろ、というスタンスで今までも乗り越えてきたので
とにかく数をこなしたいですね。
こういう仕事はいかに「自分に自信をつけられるか!」ですから。

なので、今は
早く週末になってほしい!
もっと業務に触れさせてほしいし、体験させてほしい!
と思っています。

毎回、少しでも多くを得て帰りたいと思って仕事しています。


仕事が終わった後すぐは、
思い通りに動けなかった自分に落ち込んだりしますが、
次の日には「もう一度やりたい!!」という気持ちになっています(笑)


ブライダル業界への副業を考えている方へ

ニコシゴト:Iさんのような一生懸命な方にサポートしていただけるご新郎ご新婦様は幸せですね!
最後に、ブライダル業界を目指す方や、副業としてブライダル業界で働いてみたいとお考えの方にメッセージなどありますか?

Iさん:
こういう業界は華やかですし、目指される方も多いかと思います。

特別な資格が必要ではない分、誰でもできると見えがちですが、
決してそうではなく、
大事な一日に携わる仕事なので
働く側としてたくさんある中の1つではなく、
新郎新婦にとっては一生に一度の日である
という意識と責任をしっかり持てることが重要かなと思います。

あと、まずは自分を楽しませることも大切です。
自分が楽しめないと、
周りの人を楽しませることもできません。

無理して頑張りすぎず、
余裕を持って楽しめたらいいかなと思っています。


ニコシゴト:貴重なお話し、ありがとうございました!

今回、インタビューさせて頂き、
Iさんは人として大変魅力的な方だと感じました。

「人を喜ばせたい」「人を笑顔にしたい」
という想いの強いIさんですので、
介添えとして担当してもらえるご新郎ご新婦様は
とても幸せだなと思います。

副業=お金
ではなく、
お金以外の部分に価値を感じて働かれているというのもあって
そのモチベーションや姿勢は企業にとっても大変プラスになっているのではないかと感じました。

これからもぜひブライダル業界でのお仕事を楽しんで頂きたいです!


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