赤ペン12サイン占い 2024 獅子座 7/22～8/21
心理占星術家nicoが主宰する「心理占星術講座」の下で学ぶメンバーによる12サイン占い。12人それぞれの視点で天空の配置を読み解いた、一ヶ月の星空予報をnicoが赤ペン添削。心理占星術ならではの分析で、巡る季節と心の移り変わりを表現した12章です。
牡羊座
さあ、ここからが夏本番。このひと月は、とにかく今年の夏はこれだ！ と自分なりの目的を決め打つこと。そうだよ、「キングダム」の主人公の信が“大将軍になる”と言い放つように、「ONE PIECE」の主人公ルフィが“海賊王になる男だ”と自ら宣言するように。自分で自分に明言して何か未知なる体験をしてみよう。暑さを言い訳にせず、自分自身が暑苦しい奴となって、失敗を恐れずにチャレンジする夏を生きよう。暑い季節には冒険だ。百聞は一見に如かずだけどその先は？ 見るだけの観客に終わらず、何事も体験しないとね。冒険とは体験だからね。踏み出す自信が持てなくても、自信なんてもんは後からついてくるものじゃない。自信を持つと決め打つから、そこに自信が生きて来る。ウソだろと思った人は「キングダム」でも「ONE PIECE」でも純粋な火が燃えたち、周囲を明るく照らす太陽の物語を見直してみるといいよ。でもね一番大事なのは、一見のその先を生きると決めること。
紅谷柘榴（太陽：山羊座 月：射手座）
牡牛座
我が家には、牡牛座の長女がいます。「マイペース」と言う言葉の本当の意味は、長女から教わった気がします。「あの人はマイペースよね。」と言うと「他人に合わせられない人」とか「のんびりした人」と言ったネガティブな印象がありましたが、長女を育てながら「マイペース」とは「myのpace」「私の速度」のことなんだな！ と理解したのです。人に合わせられないのではなく、自分の感覚からズレたことが出来ないだけなんだ、と。それって本来の姿であり当たり前のことなのに、ほとんどの人が周りに合わせてmyのpaceを譲ってしまっているんだな、と。自分の感覚をブラさずに生きていると、無駄のないパフォーマンスが出来ることも見せてくれました。長女は、その時々で迷いなく能力を発揮して、この春最短で自分の夢を叶えたのです。牡牛座さん、この夏は「あぁ、これが私のベストなリズムだった。」（myのpace）を実感出来るように歩いてみてください！
双子商会（太陽：双子座 月：牡羊座）
双子座
夏の風物詩、蝉の声が聞こえ始めました。蝉は命を継ぐためだけに長年過ごした地中から出て、儚い命の成虫になるのだそう。遠くまで響く声を出すことで自らの存在をアピールするオスは、より遠くに響かせるために他のオスと協力して鳴く中で、ライバルに負けないようにどんどん張り切って鳴くのだとか。人からするとどれも同じにしか聞こえないけど、メスはちゃんと鳴き声が気に入ったオスを選ぶのだそう。蝉が勝った！ とか、俺の鳴き声最高！ とは思わないだろうけど、自らの命を必死に生きる様を知ると、あの鳴き声も応援したくなりませんか？ 今期の双子座さんは、ギラギラと照りつける夏の陽射しに負けないくらいの元気や勇気、やる気が溢れでる一方で、負けそうになったり挫けそうになることもあるかもしれません。そんな時、どこからともなく聞こえてくる蝉の鳴き声を「もういっちょやってみようよ」という自分へのエールに変えてみてはどうでしょう。
まや（太陽：蠍座 月：水瓶座）
蟹座
「これが好き」「これが得意」「これならできそう」という感覚や直観は、自分の素質を教えてくれるもの。それなのに、人から能力だと目されないどころか、自分でも大したことではないと見過ごしてしまいがちだ。「私が盛ったかき氷はすごくおいしそう」とか「サンダルの底は薄いより厚いほうが落ち着く」とか、そういう些細な向き不向きを、この一ヶ月でなるべくたくさん見つけてみて。時には他人に「自分ならこうするのに」と感じることを通して見えてくるものもきっとあるから、怖くても「自分と違うもの」に触れられる機会があるなら、挑戦してみよう。「こういうのが得意だから、こんなふうにやってみよう」「こういう努力をすれば、もっとうまくできるかも」という試行錯誤をたくさん楽しんでほしいけれど、8/15頃からは「できるはずなのに、どうして？」と失敗した自分を責める気持ちが生まれやすい時期。素質の種を育むなら、肩の力は抜いていこう。
うか子（太陽：蠍座 月：双子座）
獅子座
一個人の人生、それは本来誰一人として同じ道筋のない自分だけの物語である。誰かの人生をいくら羨んでも他人の人生を経験することはできないし、生まれてから死ぬまでいろんな人と出会い、触れ合い、共鳴しあいつつも、自分だけのオリジナルの物語を紡いでいかなければならない。誰しもがそんなオンリーワンの人生を豊かにしたいと思っているに違いない。ただ他者と共に生きてる私達にとって自分の思い一つで選択していくのは難しいのも頷ける。家事、育児、仕事、もしかしたら身近な人の要求を無意識に感じ取り、無理してまで応えようとする人もいるかもしれない。そのような影の働きをしてくれる人のお陰で居心地の良さを感じている人たちもいるのも間違いない。ただ獅子座生まれの人にはこの誕生月をいつもよりわがままに冒険してみてほしいと思う。やりたくてもできてなかったこと。それにチャレンジすることが自分だけの物語に必要なエッセンスになる。
Takeshi（太陽：蠍座、月：射手座）
乙女座
周りが困っていたら進んで助けてあげるのに、自分が困っていても助けてと言えない。周りは素敵に見えるのに、自分の良いところには気付けない…誰しもがそんな所を持っていると思います。乙女座さんにとって７月下旬に水星、８月の頭には金星が乙女座が入り、一足早くお誕生日月を先取りするような星回りです。そんな時だけでも自分ファースト、自分ってすごいと褒めてあげませんか？ どうすればいいのかわからない…という人は、自分から離れ、俯瞰の視点で自分も周りの人と同じように並べてみたら、きっと自分の良さに気が付くのではないでしょうか？ あなたが困っている人を助けるのは当たり前と思っているなら、きっと周りの人もあなたが困っていたら助けてあげたいと思っているし、周りを素敵だなと思っているなら、あなたを素敵だと思っている人もいるのです。弱音を吐いてもいい。他人を大切にするのと同じように、あなたも大切にされるべき存在なのですから。
千花（太陽：牡羊座、月：山羊座）
天秤座
転じる秋生まれの天秤座さんには収穫の時期になります。良くも悪くも結果を受け取っていく一ヶ月になるでしょう。自分の神髄を確認させられるがごとく 試されるような出来事が外からやってくるかもしれません。揺らされ翻弄させられ、ときには脅かされることも。ですが天秤座の目標は揺るがない自分を築くことではなく、揺らいでもまたバランスをとりなおし、しなやかにスイングできることが目標なのです。天秤は象徴のごとく、等分の重さを乗せることで自分の重さを測ることができます。つまり外からやってくる出来事により、揺れたふり幅で自己像を確認できるのです。その中でどれだけ自分の魅力を表現できるのか。自分に見合った等価価値を見出せるのか。起きた出来事をいかに新しい動きに転化していけるのか。ピンチをチャンスに変えていくこと。その匙加減をみつけることができればしめたもの。それこそ転じる季節に生まれた醍醐味と言えるかもしれません。
TELESA（太陽：天秤座 月：乙女座）
蠍座
これまであなたは、仕事や勉強、家事や育児の中で、自分なりの価値を見出し、頑張ってきました。その結果としての成果を今、手にしているのではないでしょうか。時には落ち込み、投げ出したくなる事もあったかもしれません。それでも、自分の存在が誰かの役に立つ事が励みとなり、また困った時には、周りの力を頼りにしながら、自分なりの結果を残して来たはずです。そんなあなたの存在は、周りの人にとって、無くてはならないものになっているのではないですか。しかし、この成果は、本当に自分の目指していたものでしょうか？ 心からの満足を得られていますか？ もし、自分の気持ちの中の違和感に気づいていたなら、それは、あなたらしい人生へのきっかけとなるはずです。今まで、気づかずにいた思いを見つめ、今度はそれを大切にしてみましょう。あなたが自分の心に寄り添う道を歩み始めたら、見える景色が前より少し、クリアーになっているに違いありません。
mayumi（太陽：天秤座 月：蠍座）
射手座
「涼風薫る夏がきた！」ときけば、いささか涼やかで爽やかな夏を想像することだろう。しかし「烈日照りつける夏がきた！」となってくるとジリジリと太陽に焦がされるような夏が想像され、すこし話は変わってくる。たったひとつの言葉・表現の仕方で、物事の捉え方や感じ方はこうも違った色を帯びてくることに驚かされないだろうか。であれば、我々の日々においても目の前におこった物事に対し、捉え方や視点を変えてゆくような『工夫』なんて方法はいくらでも転がっているのかもしれない。生きていれば何かに行き詰ってしまうこともある、誰かの思いにずるずるとながされ自分らしくない選択をしてしまうこともある。それでもそんな風に見えてしまっている現実に対して、ゆらゆらと悩みながらふらふらと迷いながら、揺れを楽しみつつ視点を変えられる工夫してみてはどうだろう。この暑さも過ぎれば懐かしくなる、現在進行形でこの陽気な季節を大事にしていきたいものだ。
hikari（太陽：魚座 月：双子座）
山羊座
いよいよ夏本番。小学生の頃から夏休みの宿題は計画的に進め早めに終わらせるのが当たり前、新学期前日に泣きべそをかきながら宿題したことなど皆無という山羊座さんも多いかもしれません。もし今年も綿密に夏の計画を立てている最中だとしたらちょっと待った! 今月はあえて計画やスケジュールに捉われない成り行き任せの出会いや遭遇を体験してみませんか？ ガイドブックもスマホの地図アプリも使わない、行き先も時間もかっちりと決めない旅をするのもいいですし、あるいはわざわざ遠くに出かけなくてもふらっと散歩に出た先で行き当たりばったりのお店に入ってみるなんていうのもアリです。自分のルールやコントロールの範疇の外にある事象や流動的な状況を不安ながらも少しでもワクワクする気持ちで楽しめたらしめたもの。たくさんのハズレがあったとしてもアタリを一つでも見つけることができたならそれはあなたの新しいスタンダードとなることでしょう。
TOMOKO（太陽：獅子座 月：魚座）
水瓶座
取り組んできたことが、前に進まず、足取り重く彷徨っていませんか。逆らい難い流れを、頭では理解していても、適策もなく不安に思っているのでは。今大切なのは、持っている技術や能力を洗練し強化すること。描く未来を実現するための手段や価値へと、進化させていくのです。今期は周りと交流し、あなたの価値観・考え・能力を堂々と表現してみて。自分を打ち出していくと、人の持つそれらも目の当たりにするはず。能力が高く魅力的な人が多くいることを思い知らされるかもしれません。自分が通用しない、劣っていると感じることもあるでしょう。しかし、その体験が未来を切り拓いていく手がかりになるはず。人のどこが羨ましいのか、どんな考え方にハッとし、何に無力を感じるのか。そこにはあなたの欲求が隠れていて、それこそが伸びしろです。望む未来に取り入れるべき要素、磨くべき部分を、外との交流を通して見出し、歩みを進める力にしていきましょう。
lunch（太陽：魚座 月：双子座）
魚座
夏の太陽に踊らされているのか、周囲は忙しく変化を繰り返し、騒々しいけど楽しそう。次々と流れ込んでくる情報がもたらす刺激は、新しい学びや、更なる成長への熱い思いを掻き立てる。けれど知識ばかりが先走れば、灼熱の太陽に焦がされるがままに、簡単にヒートアップしてしまいそう。思考優位になりがちな時だからこそ、本来のあり方に意識を向けておきたい。この時期やるべきことは、春分から夏至までの体験をもとに、次のステージへ備えるためのスキルアップ。いつの間にか居座っている誰かの思いや価値観を振り払い、あなたに必要な大切にしたい技術、個性をより輝かせるための武器を磨きたい。心から叶えたいことがあっても、あなたらしさを表現するためのスキルが伴わなければ、存在を輝かせることはできない。体験こそが力となり支えになる。そんな本来のあり方を基に自分を強化しておこう。毛繕いをするライオンの様に虎視眈々と出番に備えてほしい。
キャサリン.（太陽：双子座 月：山羊座）
🖋 nico の総評
皆さん、今回もおつかれさまでした。なんでだろう、あちらこちらで“leap”の話をしているからでしょうか、多くの方が文章の表現が変わりましたね。自分を回復したのか、意識が変わったのか、成長したのか、いい感じに洗練されていたように思いました。この調子で、みんなでleapできるといいですね。それには勇気と覚悟ですね。やってみる、やり続けてみる、そういう中でしか見えてこないのかもしれないと、皆さんのテキストを読んで思いました。いつもありがとうございます。また次回、楽しみにしています。
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プトレマイオスなど古代の占星術家が活躍していた時代、最先端だった学問が占星術でした。天文学、自然科学はもちろん、医学、地質学などあらゆる分野を横断した智慧として、中世まで国家や統治者に利用され続けてきました。
しかし、今は探査機が冥王星を超え、太陽系外まで行く時代。そして、個人がそれぞれの人生を選択できる時代です。
心理占星術は、従来の占星術に「人間」の心を扱う心理学や行動学を融合させ、人としての成長過程を導き出すものとして発展してきました。
占星術の象徴は、個人がよりよい人生に向かうための羅針盤であり、解決策を教えてくれるものであると同時に、いくつになっても自分自身が変わっていける、成長できる心の支えとなってくれるものです。
ぜひ、一度、心理占星術の世界を体験してみてください。
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