わたしの音楽経験について(中学〜高校)
【音楽に熱中させてくれる環境に感謝】
中学3年間は吹奏楽部で朝練と放課後の個人練習、パート練習、土日は合奏と毎日吹奏楽漬けの忙しい日々を過ごして楽しかったです。
当時は演奏が楽しい、練習が忙しい…と思うだけでまわりのことは何も思いませんでしたが、今から思えばコンクールや地域の音楽祭、体育館での定期演奏会と演奏の場を作ってくださった先生方に感謝です。
中学生時代の吹奏楽部で体験したことはいろいろな音域、音質の楽器が集まってひとつの音楽を作り、それがピタッと息があった時の浮遊感というか、別世界に飛んでいくみたいな快感を感じることができたこと。演奏しながら自分で感動して泣きそうになったり、鳥肌が立ったりしました。
この感覚に気付き、味わうことができたことです。この感覚や感動が今でも音楽を聴いたり、演奏したりすることが好きな理由のひとつになっています。
【高校では音楽したり、憧れの人を眺めてみたり】
高校に進学してからは吹奏楽部の顧問の先生がクラシックバリバリで堅苦しくて、あまり好きではありませんでした。全国大会に出場するレベルの中学から上がってくる高校だというのに、高校の吹奏楽部は部員も少なくて活気がなかった。部員が足らずコンクールに出られないというので、私はコンクールの時だけ吹奏楽部として活動していました。でも、中学の時に他の中学の吹奏楽部(全国大会出場校)で憧れていたパーカッション担当のK君と一緒に演奏できることにドキドキしたり、気持ちは音楽以外のことばかりに向いていました。K君の楽器演奏時の腕の振り方や佇まい、フォームの美しさに憧れていたんですね。
演奏が上手い人は皆フォームが美しい!