「歪な私」を認めたら、見える世界が明るくなったという話。
この歳になって、ようやく「自分の弱いところ」を、自分で把握できるようになった。
これは、私にとって大きな変化である。
というのも、私は見栄っ張りなのかプライドが高いのか(負けず嫌いとも言える)、自分でなんでもやってみたいタイプだったし、弱点を作りたくないと思っていた(そんな完璧人間なんていないし、弱みがある人の方が、人間らしくて良いのにね)。いや、実際、まだその片鱗は少し残りつつも、それでも私自身で「これは、私にとって心地が良くない」「たぶん、これは苦手なことだ」と整理ができるようになってきた。
これまで、学生の間はそれなりに時間もあったしプライドもあったから、自分自身の感覚を麻痺させてきたのだけど。社会人になって、時間が有限になり、自分にできる仕事を考えたときに「苦手なことは、得意な人に頼ろう」という考え方が、やっとできるようになった。
・・まさにコンサル的な要素を含んだ私の仕事では、「人が言った話を一回できちんと理解すること」「論理的に話すこと」この二つが苦手というのは致命的。本当、私には向いてないのかもしれない・・と、これまで何度考えたことか。でも、その苦手なことを認めた上で、「私にしかできないやり方で」クライアントに寄り添うことはできるんじゃない?って、まだ自分を信じている私がいる。その話をする前に、「私の得意(好き)なこと」も挙げてみた。
そうなのだ、私は完全なる右脳派タイプ。試しに、いま「右脳派 左脳派 診断チェック」と検索して3つ目に出てきたチェックをしたところ、やはり私は「右脳派」らしい。診断結果の一番下には、このような有難いお言葉も・・。
はあ・・まさに。私の苦手な部分もきちんと当てはめてくださっている。そうなのだ、私は、全てがそうというわけでは無くても「左脳派」の人たちが得意なことが、苦手なのだ。
だがしかし。前述した通り、私は「コンサル要素を含んだ」営業・企画のような仕事をしている。私が最も苦手とすることたち。でも、相手の言っていることをすぐに理解して、論理的に組み立てる、そんな、みんなが想像するようなコンサルじゃなくて良いじゃない。
・・・これが、私が、ここ最近出した解。きっと、右脳派の私にもできるやりかたで、相手の心の奥に隠された課題を引き出すことができるはず。GW明けからは、そんな「右脳派」の私にできるやり方で仕事に向き合ってみよう。
苦手なことがあっても良いし、むしろその方がきっと良い。自分が好きなことと得意なこと、どちらもきちんと私が認めてあげて、その上で世の中の役に立てたら良い。
このnoteを読んだ人には、私に共感してくれる人もいるだろうし、私と真逆の左脳派タイプの人もいるだろう。
どちらにせよ、私は「苦手なことがある」自分を受け入れたことで、視界が明るく、広くなりました。まずは「歪な自分」を認めてあげませんか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?