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あの頃の私、何を思ふ


最近ずっと小学生の頃の自分の過去で思い出す出来事がある。


小学一年生のとき。二学期のときかな。
音楽会というのがうちの通っていた学校にありました。合奏は最初はそれぞれ楽器の担当別れて練習をしていたのです。
私がやっていた楽器の担当してた先生がちょっと怖そうな先生だったのだが……とある給食前の時間にクラスの間でその先生の話題になっていた。
その先生のことを以下T先生とする。

私はT先生のことを怖い先生だよねとみんなに言った。
みんなの調子に合わせるように言った。
そしたらクラスメイト何人かが

「それ言うのよくないで!悪いで!」
「わたしは、T先生に怖い先生だと言ってしまいました。ごめんなさいって
○組(T先生が担任している組)に行ってあやまってきてよ」

変な流れになったが、当時の私はみんなの言う通りに○組に行こうとする。

しかし、困ったことがあった。

私が○組に行こうとする様子をクラスメイトが後ろから着いてくるのだ。
最初は1人。それがだんだん人が増えてきて……
それがなんかずいぶん楽しそう。
(本当に楽しんでたかは知らん。でも私にはそう見えた。)

さっさと終わらせたかったが、クラスメイトの目が気になって謝るということが中々出来なかった。そもそも他クラスの教室に入るというハードルも高いのに……

結局そのあとどうなったかというと、私のクラスの担任の先生が一緒に○組に付いてきて下さりました。担任の先生を以下W先生とする。
W先生が事情を話すとT先生はこんな私を許してくれた。……T先生ありがとう。


私がここ最近ずっとこの記憶が思い浮かぶの。

私が発言したことは良くないと思う。
私は、今もそうだけど調子に乗ると失言してしまう傾向にある。
当時は口に出すというのが良くなかったと大人になった今改めて思う。心の中で思うのは自由だけどね。T先生に改めて謝りたい。
そしてW先生もこんな面倒な生徒持たせちゃってごめんなさいと謝りたいです。W先生に関しては、他にも感謝したいこともたくさんある。

これをうってたら涙が出ました。
自分のやったこととかじゃなくて、クラスメイトが複数で私の後を着いて来ていた時が私の脳内にこびりつく。あれは一体何なの?と今でも心の中でつっこむことがある。

もう表情からして状況を楽しんでいる人
中には本当に謝って欲しいって思っていた人もいたかもしれない(知らんけど)

その場面をよく思い出すということは自覚はあまりないけど、無意識に作られた傷なのかなと思う。

その傷がこれからの私を形成したのかなと思う。

今の私だったらT先生に直接実はこんなことがありまして……と事情を話していたかもしれんが、
そもそも上記に書いた通り他クラスに入ることがまずハードル高いことと、私の言葉でうまく説明できる気がしないな(笑)

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