【統率者】再現性とは?(個人的な見解)

統率者で遊んでいると、必ず出てくるワードが「デッキパワーレベル」、「安定して○○できる」と「再現性」だと思う。
デッキパワーレベルも感性の話なので結論は出ませんが、再現性って表現もだいぶ曖昧だと僕は思っています。
もう少し、フォーマットとして成熟すれば、デッキパワーレベルの表現は具体的な指標が見えてくるのでしょうか?

「再現性が高そうだから、レベル6を超えていそう…」
サーチ(フェッチランドを含む)が3枚入ている、僕のデッキが言われた台詞です。

「デッキパワーレベル」もそうですが、「再現性」って表現もプレイヤーによってズレてないですか?

確かに、cEDHで見るデッキのゲームが終わった時の盤面は既視感を覚えることが多いと思います。
《タッサの神託者》と《Demonic Consultation》を使った有名なコンボが良い例ですね。

でも、遊び慣れていない僕はアップされている動画を見ても、サーチするカードがコンボパーツ、相手の速度を落とすカードの判断された意味がわかっていないので駆け引き中はいつも新鮮です。

最後の盤面だけで言えば再現性が高いけども…
みんなが言う「再現性」ってゲームを終わらせる形のことなのでいいのでしょうか?
そのパターンが最小化されていて、早いターンに出来ればデッキパワーレベルが高いってこと?

レベルの高い卓ではあまり見かけませんが、極論ですが、トークンを並べて「孔蹄のビヒモス」やオーバーラン系の呪文で勝つビートダウンデッキも再現性が高いって言えませんか?
それで「再現性が高い」「デッキパワーレベルが高い」と言われる統率者はほとんど居ないと思います。

個人的な見解ですが、デッキ構築でゲーム終了時の盤面が同じになりやすいのがトップダウン型。ランダム性が高いのがボトムアップ型なのではないかと…
構築方法の善し悪し言いたい訳では無いです。
この統率者を活躍させたいというトップダウン型、こういう戦略で勝ちたいというボトムアップ型どちらも表現として正しいと思ってます。
即死コンボ特化でカラーマーカーの統率者なのはちょっと否定的かも…
でも、戦略を隠蔽するために統率者を定石からズラすのは肯定的です。
ヘイト値下げて駆け抜けるのも計略かな?って思っています。

「再現性」が高いって言われるデッキはトップダウン型のコンボ特化したデッキの略称ではないでしょうか?

デッキパワーレベル的な傾向を話すると、勝ち筋にの起点に統率者を絡めたトップダウン型と勝ち筋の終わりに統率者を絡めるボトムアップ型だと、トップダウン型の方が強いし、気がします。
だって好きなタイミング欲しいカードを唱えられた方がサーチ1回分&再利用できる分だけ有利だと思います。
ただし、統率者は公開情報なので、わかりやすく強者感があると、ヘイト値が高めスタートだったり、警戒されてしまうというデメリットもありますが…

いつも、同じこと言ってますが、トップダウン型ってコンボやシナジーありきで構築するので、コンボに寄りやすいんですよ…
考え方の違いだけだから、コンボを否定しないで〜

そういう意味では、勝ち筋を明確に意識しているので、デッキパワーレベルが4以下のトップダウン型デッキって無いのかもしれません。

戦闘はMTGの醍醐味なので、仕方がないですけどね。
cEDHにスタックス戦略が厳しいというのも拍車をかけていると思います。
デッキパワーレベルが上がっても多様性がある環境になり、もっと自由な環境になったら良いなと思いました。

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