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逆噴射小説大賞2020セルフライナーノーツ(雑な振り返り)

 やあ、俺だ。ライナーノーツの存在をスゲェ忘れていた俺だ。なんかすまん。

 今回で2回目の参加でした。逆噴射大賞凄い盛り上がってた(小並感)。良いことだと思います。お祭りは盛り上がった方が良いに決まってる。
 前回は砂場遊びに乱入したキッズの心持ちでしたが今回はちょっと意識改革して参加しました。去年書き終わって「次はこうすっか」と思ったことを踏まえて自分ルールとか考えて書いてみた。


設定した自分ルール
・作中のカメラワークを映画的からコミック的に変える
・書くのはSFとアクションに固定
・一人称モノを頑張る
・タイトルの傾向を二種にする
・全部最後まで書けるような話

 以上が自分ルールである。そして次からは拙作説明。



1. 大人気連載!「あの人は今【第十八回】」~消えた天才俳優~


 一発目。「取り敢えずこういうの書く人はおらんじゃろ!」という安直なノリで書いた。ネタ被ってたらメンゴやで。タイトルについても「並んでるタイトルの中に異物感がある」を目指して付けた。カメラワークは「無敵(ヤマシタトモコ/運命の女の子)」をイメージ。多分1、2万字書いたら終わるやつ。


2. ギャング・ヴァイオレンス・オール・グリーン


 二発目。みんなだいしゅき♡シチュ「馬鹿が馬鹿やって酷い目に遭う」。まあ書きやすいよね。最近のジャンプ連載みたいに早めのコマ回しで書いた。ネタバレすると自分の長編のスピンオフみたいなモンになる。多分2万字くらいで済む。はず。


3. アイデンティティよ消えないで!


 三発目。手癖で書いた。一人称で後悔してる人大好き芸人なので「あわわ・・・・・・あわわ・・・・・・」してるキャラを見るとニコニコしてしまう。これに出て来る「悪の科学者 フシヤ」はちょっと前に「剣闘試合(剣闘文学トーナメント #NGLT )」で書いた「踊る人虎とヒヤシンス、或いはテセウスの祈り、若しくは追悼の怪物」のフシヤ。


 この三発目以降は全部「人虎とヒヤシンス」の世界線にある話として書いている。

多分これは2万字いかない。タイトルコンセプトはポスト・メルトのボカロ曲。ジャカジャカ鳴ってサビで「アイデンティティよ消えないで!」って叫ぶ系。


4. ハムスターでも人口調整するんだから俺らもそうすべきなんだよ


 四発目。これも手癖。「公園の入り口に改札」のイラストを見て思い付いた。タイトルについてはこれと五発目のコンセプトが「ラノベ風」だったので長めになっている。「こういう世界だったら楽しく生きられないもんかな」と考えた結果こんな感じになった。多分一万字ちょっとかな。カメラワークは浅野いにおっぽく。


5. 舌無しとハイエナは静かにやって来る


 五発目。完全なる趣味。自分へのご褒美で書いた。タイトルがラノベ意識なのと「ありとあらゆるパロとネタをぶっ込もう」と考えた結果の産物なのでちょっとレギュレーション的に不安になって自己弁護の本編を書き始めた。

自分では満足の行く仕上がりだけど思ったより伸びなんだ。つら。まあ結局は自己満足だから仕方ないよね。コミック的、というよりはアニメ映画っぽくなった。
 全然関係ないけど「殺しが静かにやって来る」ってめちゃめちゃド名作やよね。あとクラウス・キンスキーの顔面がスッゲェ好き。

 読んでくれた参加者の反応を見る限り、なんか三発目と四発目がウケていたのでちょっと意外だった。


 いやー楽しい祭りであったわ。とりあえず今回書いた話は全部書くぞ。どうにかするぞ。その為にも276連休くらい欲しいよな。以上です。

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