「チェンソーマン」第121話-幸福論- 感想

ネタバレ前提の感想となるので、第121話をまだ読まれていない方は注意してくださいね。




デンジと関わるのをやめてほしいと伝えて、さっさと帰る吉田ヒロフミ。ただでさえアサは傷ついてるのに、さらに傷に塩をすり込むようなことをするんだろう、吉田よ。

で、吉田はどこまで知っているんだろう。デンジとお家デートしてナユタによりアサの記憶が改変されたことまで知っているんだろうか。

「デンジと関わるのをやめてほしい」理由は好きに解釈してくれて構わないっていうのも、どういうことなんだろう。

吉田にいちいちそんなことを言われずとも、その後のデンジの様子からして、もうアサには一切近づかないだろうし、話しかけもしないと思う。


なんていうか、お互い心の交流ができて、お互い興味を持ち合っているのに、外から強制的にその関係を断ち切るっていう行為があんまり好きじゃない。

でもそれが支配の悪魔だし、ナユタはまだマイルドなんだろうな。

多分、記憶改変をデンジには使っていないように見えた。それ使っちゃうと「支配」になってしまうので、ナユタ(支配の悪魔)が心底求めている関係性にはならない。
この先も使わないかは分からないけど。

ラスト、精神状態が地の底まで落ちたアサの前に現れた異変。
その異常な状態を察知してアサと切り替わるヨル。
いつもアサのそばにいたのはヨルだし、なんだかんだ言って戦争の悪魔が一番アサのことを思いやっているように感じた。

デンジのお家で、ナユタとデンジが仲睦まじく過ごしている時にナユタが感じた「ヤバい匂い」、ちょっとしたおふざけの延長線上に見えなくもないけど、この不気味なラストシーンにつながっているんだろうか。

ひょっとして現場に「正義の味方」チェンソーマン来る?

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