「チェンソーマン」第120話-トライアングル- 感想

アニメ化されたことをきっかけに、「ジャンプ+」で原作が読めるとあったので読み始めたらはまった。
以来、最新話が更新されるのを心待ちにしながら読んでいる。

ここから先はネタバレ前提の感想となるので、第120話をまだ読まれていない方は注意してくださいね。




ナユタからヨルの額にぶち込まれた鎖は物理的なものではなくて、概念的なものであった。
ヨルは死ななかったけど、犬になる……..。

それを解除する条件が2つ。
ひとつは可愛らしいからいいとして…
ふたつめがなぁ。

ナユタが言ってることは正しくて確かにアサ&ヨルはデンジを殺しにかかっている。ナユタは正体を直感で見抜いている。
だからデンジの身を案じて「こいつと仲良くするな」はもっともである。

でもアサとデンジが少しづつ距離を縮めていく様を微笑ましく見ていた私としては、これでこの2人がやり取りするのは終わっちゃうのか…と寂しく感じた。

おまけにアサの記憶はナユタによって改ざんされ「デンジが当日約束をすっぽかした」ことになる。
結局、その条件をデンジは飲んだ。
それも寂しかった。

アサはとても孤独で、唯一できた友達もすぐいなくなってしまったし、せっかくまた他者との関わりを持てたのに。
アサ自体はもうデンジを武器にする気持ちはなかったし、ビデオを見る前に「見たらすぐ帰る」と言っていた。

でもヨルが動いちゃったからなぁ….。

すっぽかされるより、ビデオを見て2回目のデートでさよならのほうが、まだいい思い出に出来たのに。

それじゃどの道、さよならになるのか….(:_;)

「ナユタが一番大事」なのは不動として、アサとデンジも仲良くなってほしかったなぁ。

そういうほんわかした漫画じゃなかったね…。

そして改ざんされた記憶?の中で、アサが約束をすっぽかされて打ちのめされているところに吉田が声をかける。

これって、記憶? それともパラレルワールド的な感じ?
ナユタが作った記憶としたら、なぜその記憶に吉田は介入できるんだろう。

それと約束をすっぽかすという出来事はアサとデンジが当事者になるけれど、デンジの記憶はどうなっているんだろう。
ナユタが操作したらデンジの記憶も改ざんされて「俺、なんかわかんないけど約束すっぽかしたよな」っていう認識なのか、デンジ側にはアサと自分の家でビデオ見ていきなりキスされた記憶は残っているのか。

改ざん後にデンジは出て来ていないので何とも…。

で、吉田とどうなるんだろう。
吉田は何者?


ナユタが「こいつと仲良くするな」って言った時に、デンジには「一番大事なのはナユタだよ。でもアサがヤバい奴かどうかは俺が判断する」って言ってほしかったなー💕

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