IDG.toolsーThe Shieldの活用(私の役割や機能をモノで例えてみる)
今年の関心事は、ずばり「自己認識へのいろいろなアプローチ」です。
それもあって、リンク集のnoteを書いたり、自己認識ゲームの#TAGTAG を開発したり、してきました。
さらに探求していく中で、おもしろいアプローチに出会いました。
それは、IDGsツールキットにあるThe Shield(シールド)を用いて、自分の役割や機能をモノで例えてみることです。
私自身、数年前以上前から自分の役割や機能をモノで例えて、こっそりと意識してきたのですが、あらためてワークショップ的に仕立てることもできそうだと実感しております。
自分自身の内面を言語化するのは大事ですが、なかなかたいへんです。モノで例えてみるところからはじめてみるのはいかがでしょうか?
身近にあるモノで、その役割や機能で自分と重なるところを見出して、モノになりきってみることで、少しだけ自己認識が深まるかもしれません。
The Shield(シールド)とは
先日、MiLI主催のIDGsシリーズの第4回「Collaborating」にて、
スペシャルゲストの方よりおもしろい実践ワークをご紹介いただきました。
それが、IDGsのツールキットのひとつである、The Shield(シールド)というワークです。
シールドは、以下の手順のとおりに実施します。
一言でいうと、四分割した各領域ごとに自分自身を表現するような写真や画像を元に説明し、一人ひとりからフィードバックを受けるというものです。
私をモノで例える
当日は、進行の都合上、一領域のみをお互いにシェアする内容でした。
私自身も1領域で「私の役割をモノで例えてみる」というテーマを掲げて、いらすとやさんの画像を用いて、作成してみました。
それがこちらです。
それぞれのモノに対するメタファーを簡単に説明しますと、こんな感じ。
ほかにも、かつてのYahoo! JAPANのトップページ(厳選リンクのポータルサイト)いうセルフイメージをもっていたりもします。
こういうモノのイメージを同僚や友人などに伝えると、「たしかにー」「そうだよね」「らしいね!」と共感をもってもらえて、受け止めてもらえる印象があり、オススメです。
あなたをモノで例えると?
「あなたの役割を身近なモノで例えるなら…」
「あなたの機能はどのようなモノと同じか?」
「あなたの存在をモノで表現すると?」
と問われたときに、パッと思い浮かぶモノはありますでしょうか?
また、すでに何かしら意識しているモノはありますでしょうか?
シールドでは、パッと思いついた写真や大切にしている画像などで構成していきます。その瞬発的な相性もあって、シールドの1つの領域を自分を表現するモノで例えてみることは、かなり使い勝手がよく、分かりやすく楽しいアプローチができそうと手応えを感じています。
もちろん、なかなか思い浮かばない、しっくりこない方もいらっしゃると思います。日常生活の中で、いろいろなモノに触れるタイミングごとに、「これって自分っぽい?」「これは自分じゃなさそう」など、問いかけていくことで、いつのまにかに、しっくりくるモノが見つかるはずです。
日頃、何気なく使っているモノに対して、ぐっと自分に引き寄せて、自分の役割や機能を投影していく中で、見つけてみてください。それをきっかけに、シールドの残り3領域でも、自分らしさを思う存分に表現することで、自己認識が深まることになりますので。
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