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1日10秒マインドフルネス

『1日10秒マインドフルネス』藤井英雄著/だいわ文庫
をご厚意で恵贈いただきました、ありがとうございます!


藤井先生は、精神科医であり、心のトリセツ研究所を設立、何冊もマインドフルネスの本を出版されている方で、私との接点でいうと、現在執筆中の書籍へのフィードバックを引き受けていただいた恩人(直接お会いしてみたい…)でございます。

マインドフルネス関連のビジネス本は数多くありますが、文庫本にもなっている本は数えるほど。「1日10秒マインドフルネス」というキャッチさがあり、多くの方々に届いていくことを願っております。


私がふだんの研修やワークショップでは、このように伝えております。

1日あたり合計10分くらい、2~3か月ほど実践するといいですよー」

しかし、藤井先生の本では、

ちなみに私のノルマは1日10秒です

という、ハードルの低さ。

10秒なので、時間がないとは言えない
10秒なので、気軽に始められる
10秒なので、誰にでもできる
というメッセージが込められていると感じました。


さて、10秒間マインドフルネスの極意とは、3つの手順によって、
構成されています。

手順1:はじめの宣言
「今からマインドフルネスのエクササイズをする」と宣言する

手順2:感じる
「今、ここ」の現実を10秒間、感じる

手順3:おわりの宣言
「ここからマインドフルネスな状態で生きる」と宣言する

サクっと紹介されていますが、とても意義深い手順です。

「意図」をもった宣言→10秒の実感→「意図」をもって完了という、
「意図」の力をフル活用して1mmも無駄のないコンパクトなワークで、
すごいです(語彙力…)。

本の中では、具体的なワークのやり方や実践的なシーンなどふんだんに紹介されております。例えば、

具体的なワーク
・繊細さほとばしるマインドフルネス(指の感覚)
・集中力を復活させるマインドフルネス(物を拾う)
・やれば癖になってくるマインドフルネス(左右の重心)

実践的なシーン
・やる気がまったくでないとき(水を存分に味わう)
・不安が頭から離れないとき(アキレス腱を伸ばす)
・危機感で焦ってしまったとき(おでこに手当てする)

など、私も10秒で実践してみたいものがたくさんありました。
皆様もパラパラとページをめくったところからはじめてみるといいかもしれません。

文庫本のサイズ感、いいですね。プレゼントしたくなります。
(私の書籍もいずれ文庫版になりますように…)


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