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1990年代を代表する香り ②

投稿主のゆきたけです。
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前々回の『1990年代を代表する香り①』に続いてご紹介するのはGUERLAIN(ゲラン)より
1919年に誕生した MITSOUKO(ミツコ) です。

MITSOUKO(ミツコ)

誕生から現在までのおよそ1世紀に渡って愛されるこの香りはどのようにして生まれ、どのような特徴を持っているのでしょうか。

それらついて、GUERLAINの公式ホームページの説明文を参考にしながら見ていきましょう。

神秘性に潜む思慮深さと情熱を備えた香り、〈ミツコ〉。
日本人女性をイメージして創られ、1919年の誕生以来、長きに渡り愛され続ける香り。

20世紀初頭のベストセラー小説『ラ・バタイユ』。その舞台は、日露戦争が激化する1905年。英国将校と秘密の恋に落ちる、日本の美しい人妻・・・。
ジャック・ゲランは、物語の中の慎ましやかでありながら、強い意志を秘めた女性をイメージして、ヒロインの名を冠した〈ミツコ〉を生み出しました。
シプレーとフルーティなピーチの香りを合わせるという、大胆な発想によって完成したモダンな香調。

バカラの名工ジョルジュ・シュヴァリエがデザインしたボトルは、アール ヌーヴォー期特有の優美な渦巻き模様で彩られ、“逆さハート”の形をしたアヴァンギャルドなキャップは当時の精緻な技巧を表しています。

説明文から、MITSOUKO(以下"ミツコ"と称します)は20世紀初頭のベストセラー小説のヒロインの名前にちなんだものであり、その香りもヒロインの女性をイメージして作られたシプレーとフルーティな香りを合わせたものであるということがわかります。

また、その香りを閉じ込めているボトルは名工の手によって優美かつ精巧に作られており、現在までの人気の一因となっていることが伺えます。

公式ホームページの説明文のみからではありますが、ミツコ誕生までのストーリーや人気の理由の一端を掴むことができたかと思います。

締めに入る前に、同世代の香水を比較して共通している点を探りたいと思います。

前々回ご紹介したキャロンの「ナルシス・ノワール」と今回のゲランの「ミツコ」を比較してみると、どちらも当時にはない発想によって作られた香調であり、ボトルのデザインが特徴的であるという点が浮かび上がってきます。

革新的であり強い特徴を持っているからこそ、どちらの香りも現代まで長く愛され続けているのかもしれませんね。

<最後に>
ここまで私の記事にお付き合いくださり、
誠にありがとうございます。

MITSOUKO(ミツコ)はボトル(50ml)で購入すると少々値が貼ってしまいますが、スプレータイプ(30ml)で10,000円強で販売されているものも用意されているため、興味のある方は以下のURLから商品をご覧になってみてはいかがでしょうか。

↓商品ページへのアクセスはこちらから↓

https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/fragrance/women-fragrances/mitsouko/

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