#1 大企業への就職が良い理由

この記事を見てくれてありがとう。この記事では日本において大企業への就職が良い理由について説明する。

サマリー
"大企業はなくならない”

①日本の政治と企業のつながり

まず、タイトルの内容について説明する前に日本の政治と企業のつながりについて補足する。
日本の政治を担っているのは内閣であり、その内閣に入閣している人は与党の国会議員である。現在は与党である自民党・公明党から内閣が形成されているが、野党が選挙で多くの票数を得れば立憲民主党に所属する国会議員が入閣することもある。
では、そもそも内閣に入るかもしれない国会議員はどのような人がなるのだろうか。それは例外を除いて2つに分けられる。
1つは先祖代々国会議員であり、その後を継ぐパターン。安倍さん、麻生さんらがこれに当てはまる。
もう1つは大企業の労働組合員から国会議員になるパターン。
これは大企業が自分たちの声を政治に反映させるためにやっている。
(おそらく多くの大企業が、、、)
つまり、日本社会は大企業の声が政治に反映されやすいシステムになっているのである

②大企業が良い理由

もう勘の鋭い人はわかっているだろうが、大企業と政治の密接な関係から下記のことが言える。

1. 大企業はなくならない
自分たちの企業が危うくなったら政治の力を借りて何とかできるため、よっぽどのことがない限り大企業が潰れることはない。現に東芝もあれほどの赤字を出しておきながら存続している。さらに言えば、昨今のコロナウイルス問題で海外諸国が現金給付の対策を打ち出すのに対して、日本政府がお肉券やら旅行補助金やら言い出すのは畜産業界、旅行業界の声によるものである。
2. ベンチャー企業が参入できない
上記の通り大企業と政治の関係が密接であることから、大企業が優遇されるルール・規制が敷かれているため、ベンチャー企業の参入はハードルが極めて高い。仮に参入できたとしても大企業のパイはできるだけ削らないことが前提となり、ビジネスとして成功することは難しい。配車サービス「Uber」が日本で認められないのも、道路交通法が全タク連(全国ハイヤータクシー連合会)に優遇される内容になっているためである。

以上より、日本企業に就職するなら大企業が合理的に良いのである。。。
(外資は別)

小言

そもそも家柄が良い人と大企業の声しか反映されない・されにくい国家って何なんでしょうね

2020年3月29日

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