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ときめかないものは捨てる

捨てることがなかなかできないでいた。

部屋にはたくさんの物があって、これをバッサリ捨ててしまえば頭の中もスッキリするのに。頭の中でなんども警笛がならされていた。このごちゃごちゃを整理すると思考がクリアになるよ~って。そう、わかっていてもナカナカできずにいた。

とてつもなく忙しくて手がつけれていなかったのではない。え~っと、気分が乗らなかったのだ。考え事をする事が多く、行動に移せなかった。何年も。そんな自分を( ゚д゚)ハッ!とさせる為なのか、いい加減にしろよって脳からの指令なのか、読んでしまいました。

読み終わってから、重い腰を上げて場所を決めて少しずつ処分していっています。うん。動き出しました。こんまりを読んでも動けなかったのに。

そしたら~。出てくる。出てくる。

これ、デザインの参考になるかもしれないと残していた可愛いパンフレット。旅行でもらった地図。セミナーに参加した時に、資料として役にたつからと山のようにもらってきた冊子。

大事にしすぎ? 大切に大切に棚に入れて見てない物が。いつかは来ませんでした。10年も。笑 

棚に入りきらない書類が床に置かれてカオスな状態が普通になっていて、手を付けるのが「わーっ、いや!」て叫びたくなる状態でした。だから、更に放置していた。

今回、なるべく中を見ないで処分することにした。なぜなら、中をみちゃうと「あっ、やっぱりこれ要るかも」と元の場所に戻してしまうから。サッと見て捨てる。捨ててしまえば、目に見えなくなってしまえば、人間って忘れちゃうんですよね。「要るかも~」とあんなに、大切にしていたものも。

今回、物を処分しつつ思ったのは、意外に大切にしていた物が、そんなに良いと思わなくなっいる自分に気が付いた。まさに、「ときめかなくなった物たち」に囲まれてたんだわ。わたし。今更ながら気がつく。遅い!

人間は日々、色々な人に会ったり、体験したりして思考が変化をしてる。いままで良いと思っていたのが日々の小さな積み重ねで変わってくる。毎日だと気が付かないけれど年単位で振り返ると変わっている。

人間の体を構成する約60兆個の細胞だって日々入れ替わっている。そう、大切だと思って物を残していた自分と、今の自分は別人・・だと思えば、納得できるかな。

まだまだ片づけは終わらないけれど、少しずつ処分して新しい身体の自分に追いつこう!



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