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PTA活動 登下校の見守りは必要か

PTAのお仕事として
 登下校の見守り
をPTA会員たちで当番制で行っています。

PTA会員から、このお当番は必要ないのではないかと意見が出ました。

必要ないと思うのか、
必要だけど方法を変えたほうがいいと思うのか、
今のままでいいと思うのか、
全PTA会員にアンケートを取りました。


ご好意をあてにする

アンケートで1番多かったのは
「登下校の見守りは必要。お当番の回数を減らしたい。」でした。
自由記載の欄にはたくさんの人が意見を書いてくれました。
当事者意識の高さを感じました。

 必要だと思うけれど仕事をしているので負担が大きい、という内容が多かったのですが…気になったのはボランティアへの過度な期待です。

 ボランティアということはご厚意であり、強制力はありません。
見守る人がいない日がある、ということを理解してるのかな、と感じる記載がいくつかありました。

臨時委員会で話し合う


「登下校の見守りは必要。お当番の回数を減らしたい。」
 この結果を伝えて、過半数以上の承認を得るために臨時委員会を開きました。

 ボランティアをあてにしすぎていないだろうか、と私も意見を言いました。

 外注してはどうかという意見も出ました。
 確かに外注なら責任が生じますので、確実に依頼した日に来てくれることでしょう。

 外注するお金はPTA会費から出せるのか、PTA会員ではない人たちも同じ通学路を使うのだから料金を負担してほしい、お当番を嫌な人が個人で外注したらいい、など活発に意見が出ました。

最終的には、
「登下校の見守り当番は残す。ただし、回数を減らす。見守りがいない日もある。」
「お当番がいない日をボランティアの人でどのぐらい埋められるのか試してみる。」
 と言うところで落ち着きました。
 これでうまくいかなければ、お当番制をもとに戻すのか、外注するのかなどもう一度話し合うことになりました。

古代ギリシャの民主政?!

PTA活動とは、普通の人たちが生活を良くしようと話し合って実行していくものなのだな、と感じました。

 ポリスでの民主政ってこんな感じだったのかしら。

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