孤独と愛

孤独と愛

期待して裏切られて
愛して裏切られて
真の愛に裏切りはないのかもしれないけど、
自分は何者で誰のために誰と何をして生きるのか
人間は孤独だって分かってるのに
悟った方が楽だと思うのに
また誰かを好きになって
誰かと繋がろうとして
誰かと分かち合おうとして
分かち合えるはずなんてないのに
あったとしても
一瞬の錯覚の連続で
それでもその錯覚が希望を与えてくれるから
期待しちゃって
裏切られて
絶望して
一生真に両思いになれることなんてないのに


一生懸命誰かと向き合おうとして
一生懸命誰かを愛そうとして
私なりにその人のこと考えて
大切にして愛してるのに
その愛に気づいてもらえなかったり
こたえてくれなかったり
離れていく
繋ごうとすればするほど
離れていくのを感じて
寂しい


結局みんな自分のエゴで
私が良い子じゃなかったら
誰も自分のこと愛してくれないんじゃないかって
私はみんなの求める自分になってきた
優等生だと思われることも多かった
その言葉に皮肉を感じた
本当の自分じゃないって言われてるみたいだったから。

相手の幸せはなにか
相手がどうしたら喜ぶか
相手がどうしたら愛してくれるか
可愛がってもらえるか
すごいって言ってくれるか

自分らしくいられるのは
一人でいる時で
自分と対話してる時で
自分のことを一番理解してあげられるのも
自分のことを一番愛せるのも
私でしかない

孤独に生きていくと決めてもなお
愛を求めてしまう
誰かを愛してしまう

愛を生きるということは、愛にこたえてもらえないない苦しみに耐えながら生きるということ


愛するだけ孤独になるんじゃないかと思うのに、奇跡を信じて愛して、また孤独を感じる

でも、愛されてたって気づくのは何十年も後だったりする
過去の写真を見て
あぁ私は愛されてたんだって
私はその愛にこたえてこなかったのに
いつも受け取るだけで
返せなかったのに
愛されてることにも気づかなかったのに
それでも愛してくれる人がいた
私を忘れないでいてくれる人がいた

だから、ここまで生きてこれた

だから、今度は自分が誰かを愛したいと思う
たとえ苦しくても
気づいてもらえなくても
こたえてくれなくても
受け止めてくれるだけ
愛したいと思う
自分が苦しくても
自分の大切な人が幸せになりますように

優しさが全部愛であればいいのに
誰かを思いやろうとする時
誰かを愛そうとする時
私は何を求めてるんだろうって考えてしまう
何も求めてないと言いたい
ただ相手の幸せを願っている
相手が幸せになったら自分も幸せになるからなのかな
君が笑ってくれると嬉しいから
私も笑いたいから君に笑っていてほしい

君が幸せそうにすると
私も幸せでいられる気がするから
君の幸せを願うのかな

私は一人で幸せになっちゃいけないのかな
世界公平説
なんで愛は溢れるんだろう
あたかも器の大きさは決まってるみたいに



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