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中学生の甥っ子と、プログラミングを一緒に学んでみた

この記事はJasmine Tea アドベントカレンダー 2023の19日目の記事です🗓️

自分の子供に「これやらせたいなぁ」と思い浮かんでも、「けど、子供がやりたいことをやらせるべきだよなぁ」と思い直す、そんなことはありませんか?

私は、そんなことを思ったりする親の一人だったりします。今回、ひょんなことからJasmine Teaのアドベントカレンダーを書くことになりました。そこで、中学生の甥っ子を誘い「どうやったら、子供がプログラミングに興味を持つんだろう?」という実験をしてみることにしました🙌🏻

(私の娘は、Jasmine Teaをやるにはまだ幼なすぎるので… 😅)


私たちのプロフィール

今回実験に参加するのは、以下の2人です。

甥っ子は、昔から外で遊んだり、友達と何かするのが好きな陽キャタイプ。今も中学校の部活一直線で、PCを触ることはほとんどありません。

なので、「興味を持つのかなぁ…?いや、これ結構厳しくね…?」と、誘ってはみたものの少し不安でした。

どんなことをやったのか?

最初からがっつりやって、「難しい…!」となるのも良くないなと思い、今回チュートリアルのゲーム作りにトライしてみました。私も初見だったので、一緒に1時間弱くらいわちゃわちゃしてみました。

実際の画面

実際にやってみると、そこそこテキストの量が多かったり、甥っ子にはわかりづらい単語もあったので、「これってどういうこと?」「あぁ、こういうことか〜」みたいなキャッチボールをしながら進めてみました。

チュートリアルの第一回では、キャラクターを動かすところで終わるのですが、ちょこちょこ詰まったりしても集中力が切れないところでちょうど終わりました。

会話しながらやっていたので、「よく甥っ子がやってるゲーム(FPS)も、こんな感じで動かしてんだよね〜」みたいな話をすると、「まじで!なるほど!!」と食いついていたシーンが印象に残っています。

さて、甥っ子の感想は…?

チュートリアルがひと段落したタイミングで、「学校の授業で例えたら、どんな感じ?」と聞いてみると、「体育(一番好きな科目)には敵わないけど、その次くらいには楽しい!」という感想でした。

思ったより高得点でびっくりしたので、「なんで〜?」と問いかけてみると、

  • わかんない単語とかはあったけど、横で説明してくれたし、内容は全然わかった!

  • 先生とかママみたいに、横で教えてくれる人がいたらできると思うし、友達同士でも調べながらやれそう。

  • けど、一人でもくもくやるのはちょっと辛いかなー。それだったら、部活やりたいし…

みたいな感想でした。部活やゲームでも、一人でやるよりみんなでやるのが好きな甥っ子にとって、だれかと一緒に話したり、考えながらやること自体が、興味をもつきっかけになるみたいです。

子供がプログラミングに興味を持つには?

プログラミングに限らずですが、本当に最初のタイミングって、「何がわからないかもわからない」「本当に細かいことでもつまづいちゃう」っていうことはとても強く感じました。

なので、横に誰かがいて、一緒に考えたり、ちょっとヒントを伝えて、「つまづいても、次にどんどん進める」って体験ができると、少しずつ面白くなってくるんだろうなと思っています。

これは、私の娘でも似たような経験がありました。それは「娘と一緒にゲーム(スプラトゥーン)を始めた」ときです。私もそのゲームをやったことがなかったので「これどうやるんだろ?」みたいに一緒に四苦八苦しながら、基本操作を一通り覚えたのですよね。

その後、時を経て、今ではゲームの腕は娘の方が断然上です(反射神経、もう敵わない…)。スタート地点では、私の方がちゃんとチュートリアルを理解できるし、他のゲーム経験の引き出しがあってスムーズだったのに、結局吸収力は子供に敵わないという、ね…

そう考えると、親としては、最初の助走のところを一緒に楽しむ、くらいに考えるのが一番いいんだろうなぁと、思っています。
(逆に、甥っ子は「勉強とかでパパに煽られると、本当にやる気無くすから無理」って言っていたので、これは戒めとしてとっておこうと思います。)

ということで、ちょっとした休日に、親子で一緒に楽しんでみるのは面白いかもしれませんね!👌


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