6-4 天空の砦と青い街 〜インド・ジョードプル〜
ピンクシティの次に向かったのは、ブルーシティと呼ばれるジョードプル。青い街といえばモロッコのシャウエンを想像しますが、インドにも青い街があります。ワンピースのモデルになった街と言われているため、詳しい人ならピンとくるかもしれません。街が青一面というわけではないですが、十分に写真映えします。青くなった理由は、防虫用に散布した薬品が化学反応で変色したと言われていますが諸説あるようです。今は観光客向けにペンキで塗り直されているところも多いです。
最大の見所はメヘラーンガル城塞。下から見上げる城塞は迫力があり、圧巻の一言。各所に敵襲への対策がされており、力強さを感じます。城の中心部分は博物館になっており、剣などの武具が展示されています。壮大な宮殿も細部までこだわりが見えます。入場料は600ルピーと決して安いとは言えませんが、日本語の音声ガイド付きなので、懐かしの世界史用語と共に歴史を振り返る事が出来ます。城壁からはジョードプルの街を一望することができ、訪れる価値のある名所です。
メヘラーンガル城塞から歩いて15分のところにあるジャスワント・タダ。真っ白な大理石で作られた記念碑で、周囲には親族の廟があります。少し外れたところにあるため、とても静かで穏やかな空間に心が安らぎます。なお入場料はタダではありません(でも50ルピーなので安い)。
ジョードプルのモニュメントである時計塔。背景に映るメヘラーンガル城塞との2ショットは素晴らしく、昼と夜で全く違う姿を見せます。近くで有名なオムレットやラッシーが食べられます。