化学療法始まります!(2015.7.28過去ログ)

※以下は2015.7.28に書いたものです。

今月上旬に退院、数日後に病理結果を聞きました(うちの病院は二週間で結果が出ます)。


術前にMR検査をした時、若干しこりの広がりが気になっていましたが、最終的に腫瘍径9ミリ。転移もありませんでした。


トリネガでこれくらい小さく見つかるのは珍しいよと先生に言われ、そうかー!と思ったんですが、「癌の顔つき」と言われる指標(グレード3)はいちばんやんちゃなタイプ。


そして、これからの抗がん剤治療は先生が治療法を決めてくれるのだろうと思っていたら、まさかの選択制wf^_^;) 他のトリネガの方々がメインでやってない感じの化学療法二つの提案。。


いま思えば、先生は、1㎝未満の腫瘍径、リンパ節転移なし、ということで低リスクと判断していたんだなぁと思いますが、自分で選ばないとなのかーと、その結果が出た今月上旬からずっと調べていて他のことが手につかなかったです(その間、娘も激しいのでヘトヘト~)。


調べてみると、ザンクトガレン(乳がんに関する国際会議みたいなの←大雑把な説明です)の指標では、腫瘍が2㎝以下でもグレード3だと「中リスク」に当たるとするサイトが多く、中リスクなのに先生の提案した治療法で良いんだろうか…と激しく悩みました。トリネガというだけで中リスクにあたるようなことも書いてあったり…。


でも、見つけたんです。同じザンクトガレンの指標を細かく記載しているサイトに、トリネガであっても、転移なしで腫瘍径が1㎝未満の場合、他の要素(グレード3など)が中リスクにあたっても、低リスクと判断することがある、と。


当たり前だけど、先生はたぶんこのことを認識されているから、あの提案だったんだろうなぁと。調べれば調べるほど(英語の論文も調べました←翻訳ソフトが凄いおバカでした)、先生の判断って的確で、私に合っているものなんだなと。


ただ、私は今までいろんな病歴があり副作用が心配で、CMFという比較的副作用の出にくいものにしようとも思いました。薬剤師さんに相談してそう思い始めて…(CMFは初期転移なしトリネガの方には効果が期待できるという記事も)。


でも、やっぱりアンスラサイクリン系の選択がメジャーなのでAC療法も気になる(その後にタキサン系の治療の追加も希望すれば出来るし)。先週末の診察時に、若干迷っていることを伝えたら、とにかく治療を始めてみよう、試しに一回やってみたら?との先生の提案。


ACで無理と思ったらCMFに変えてもいいから、と。そんな選択もありなの? また頭が混乱して、隣にいた旦那に「どうしよう」と聞いてしまった私に、先生が「自分の治療法は自分で決めるの!」と。そうなんですけどー。


「きっとニコさんは、CMFにしてもまたいろいろ調べそうだからAC→パクリタキセルでやろう」と、見事に図星だったのでw、副作用は心配ですが、AC療法から始めてみることにしました。


AC療法の副作用は、吐気が強いこと、あと個人的に気になるのは心毒性(2%)の副作用があること。胃が弱いので吐き気止めのよく効くお薬を飲んでも多少出るんだろうなぁと思います。


それと、不整脈で手術したことがあるので(心筋の一部を灼いているので若干負担がかかりがち)、心臓への影響が心配ですが、AC療法4クールではそこまで強く出る副作用でもなさそうですが(2%だし…)。


ただ、不安なので明日心エコーの検査をしてもらうことに。そして、今週の金曜日からAC療法のスタートです。また風邪ひいて(娘の夏風邪がうつったかな)、体調万全じゃないけど、頑張ります~。

以上、ブログより転載

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