入院日決まる(2015.5.29過去ログ追記あり)

※以下は2015.5.29に書いた日記です。

手術は初診で決まってましたが、前日入院なのか前々日入院なのかはっきりしてませんでした。やっと今日、手術前日入院ということに決定。

この前の診察ではCT検査の結果、腋窩リンパ節に転移の可能性があると言われ、針で組織採られて検査にまわされていたので、どんよりしてました。

最近はリンパ節に転移してても手術してとればそこまで深刻にならなくても…という人もいたし、転移がないと言われていたのに手術時のセンチネル生検で発見されてそのまま腋窩郭清(切除)されたら、それはそれでショックだから、事前に分かってて良かったかーなんてここ数日開き直ってるフリをしてみたり…(内心ではやっぱ凹む)。

でも、今日の診察で先生が「リンパ節の転移はなさそうです」と言ったので驚きました! え、そうなの? CT検査であんだけ指摘されてたのに…(でまたセンチネル生検で見つかったりして…。調べてみないと分からないけどね)。左側の胸のしこりも今のところ良性。今後の経過観察は必要らしいけど。

なので手術的には右乳頭乳輪温存乳房切除手術と、センチネルリンパ節生検。ただ、トリプネガティブ乳がんであることがどよーんとさせる原因ではあるのですが、最初のクリニックで診てもらった時に(グレード3なのに)「早期乳がんで治る可能性が高い」と言われていたんです。いまの病院に来てから改めてそういうことを聞いてなかったので、先生に聞いてみたところ、「(その先生と)同じだよ」と言ってくれたので、ホッとしました。

ま、100%治る保障はないと思うけど、先生を信じて通常の治療をしていけば治癒の可能性があるということだから、手術とその後の抗ガン剤治療、頑張りたいと思います。

乳房再建方法の本を昨日一昨日で二冊読んだんですが、その内容が真逆に近かったのでw、ネットで調べてはまた新たなことも出てくるし頭混乱し、どーしたらいーんかい!って感じだったんで、診察時に聞きたいことをたくさんメモって聞いて言ったら、ひとつひとつ分かりやすく明快に答えてくれて、別に悩むことなかった、先生の言う通りで大丈夫なんだって思えました。

あとは形成外科の先生がやってくれる方法で任せて良いですとのこと。この前形成の初診だったけど先生はその人にとって最善な方法を考えていてくれたんだなと、その二冊の本を読んで感じたので、お任せしようと思いました。

今日は朝から私の移動支援の契約があったり、本当に忙しくて大変でしたが、私の通っている病院が、がんの患者さんにとっても手厚い対応をしてくれることが分かり(私の場合心療内科にも通ってるから)、心療内科の先生が言う通り、私みたいな精神病んでる?(発達に偏りがある?)人には、手術の症例数が多いというだけで病院を選ばず、精神的なケアをしてくれる病院が良いというのは本当だったなぁと。

この病院にもとても無愛想でキッツイ先生もいるけど…(乳腺外科じゃないですが)、事務の人も検査技師の人もみんな丁寧でこの病院で治療することにして良かったなと。出産もここでしてれば良かったと心底思いましたよ。日赤では一部の看護師さんにいじめられてたからさー(その後産後うつに…)。日赤は心療内科なかったので。

再建のことも癌自体のことも、もう調べなくてもいいかな。入院の準備をコツコツ進めていきたいです。いま悩んでるのは個室のこと。手頃な室料の個室は入れないことが多いようで…。今日は予約入れずに帰ってきてしまった。うーん悩むなぁ。個室に入院してみたいんですよねぇ。ひとりでゆっくりと。あと、私、いびきかくみたいだから…

以上、ブログより転載
少し追記を…

この時、遺伝性乳がんのことは頭にあったけど、乳腺の主治医が「家族で病気になってる人がいる可能性の高い人でも検査してみたら陰性の人が多い」とか「結果出るのは一ヶ月くらいかかるしまず手術しよう」「治療は遺伝性でもそうでなくても変わらない」ということだったので、そうかーと流されて遺伝子検査を後回しにしました。

後から考えると、この時、遺伝子検査をしておけば良かったなと思いました。たぶん結果が陽性だったら私は乳房再建はしてなかったと思うんです。その手術が余分になって体に負担をかけてしまうことになりました。

あの時とりあえず遺伝カウンセリングだけでも受けておけば良かったと強く思いました。というか、激しく後悔しています。乳腺の先生は遺伝のことにはあまり詳しくなかったのかもしれないなぁと。自分の直感を信じて治療や検査をすすめてもいいんだよなぁと後から思い…。こういうところが私のダメなところなんですよねぇ。これからは思ってることちゃんと伝えて行かなきゃ。

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