【新年度記念】こんな人は信頼するな

ついにあと1週間で新年度ですね。

国家試験を合格した新卒の方はじめ、新しい環境で働くPT・OT・STの方々は、どきどきわくわくしているでしょうか?

今日は、現場で働く私が思う、信頼できない人の特徴を3つほど綴っていこうと思います。(個人の見解であり、すべての人に当てはまるとは限りませんので、ご了承ください。)




①大きく括る人


まず1つ目の特徴として、大きく括る人を挙げました。

これは、年齢や性別、出身地、血液型など、大きなカテゴリーで括り個人の能力や技能を見ない人です。

医療現場で多いのは、今年の新人はコロナで実習ちゃんとやってないから…などと括る人が多いと思います。

こういう人は個人の技能や能力を把握する力が足りないことを棚に上げ、文句を言う人が多い印象ですね。

先ほどの医療現場での例でいえば、コロナであってもちゃんと実習に取り組んでいる人はいるでしょうし、コロナでなくても実習をまじめに取り組まない人もいたと思います。

それに、実習で経験が足りないのであれば、足りるように教育や指導といった時間を施設側が多めに設けるべきだと個人的には思うので、こういうことを言ってくる人は、時代の変化に追いつけていない人が多い印象です。

つまり古い知識や考え方を指導する可能性がありますので、正しい情報かどうかは確認が必要です。


また、こういった人の中には、新しいことを新しいというだけで許容できない人もいるので、新人にきつく当たる人も多い印象です。



②同僚から浮いている人

2つ目の特徴は同僚から浮いている人を挙げました。

これは、1人でいる時間が多いとかそういうものではありません。

感覚的な問題なので、言葉での形容が難しいのですが、なんとなくその人が話すと空気感が悪い意味で変わる人や、その人が発した言葉に対して、その人しか笑っていない人のように自然に浮いてしまう人です。

基本的に医療業界の人は、話の通じる人が多いですし、様々な人間模様を日常的に見ているので、大抵のことは享受できる人が多いです。

そんな人に紛れているにも関わらず浮いてしまう人は、やはり何かしら問題のある方が多いかと思います。



③質問の答えが長い人

3つ目は質問の答えが長い人を挙げました。

これは物理的に何分話しているかではなく、「はい」か「いいえ」で答えられる質問に対して、はいかいいえかを先に言わない人です。

質問されて、理由や理論から説明し、答えを最後に述べる人は考えがまとまっていない人が多いです。

理由や理論を説明したくて話が長くなる人は、先に答えを述べることが多いです。(もちろん口下手なだけの人もいますが…)

私は、理学療法や作業療法は統合と解釈を繰り返すことで精度の高い治療を提供できる可能性を引き上げているものだと思っているので、考えをまとめるのが苦手な方は、指導する内容もちぐはぐになってしまうと思います。


さて、最後になりますが、

ここまで長い文章を読んでもらってなんですが、ここに書いたものはあくまで私的な意見であり、これが世の中すべてに言えることかと言われると、断言できることではないです。

皆さんも、新しい環境で色々な人を見ると思いますが、①で書いたように、パッケージとして人を判断する人にはならず、パターンがある中でも、個人を見ていくことは必要です。

個人を見てから、今後深く関わるべきでないと思ったらその時には、静かにその人からは距離をとりましょう。

先ほども言いましたが、多くの医療従事者は論理的な思考ができ、基本的に話の通じる人です。

一部の変な人がいて、あなたの考えや人間性まで否定する人がいたとしても、あなたの考えを聞いてくれる人は必ず同僚にもいると思います。同僚にいなくても、世の中には医療従事者がたくさんいます。

今、緊張や不安もあると思いますし、実際働いて人間関係で悩むこともあると思いますが、そこしか働く場所がないわけじゃありませんし、自分が話通じない人になっていないかを俯瞰し、それでも相手が話の通じない人であるなら、話の通じない人のために、まともなあなたがへこむ必要なんてないのです。

世界の中心が自分である必要はありませんが、自分の人生の中心ぐらい自分であるべきなのです。


さぁ、来週からの新年度頑張っていきましょう。

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