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ハタフェスに行ってきました

 2023年10月21日(土)・22日(日)で開催された、「ハタオリマチフェスティバル」なるものに行ってきました。

 話は遡ること一か月前。
宿に宿泊していただいた同世代の方(お2人)と、移住のきっかけや宿のお話、お2人のお話を伺っているうちに意気投合し、
「来月富士吉田市でハタフェスがあるんだけど、行かない?」
とお誘いいただいたことがきっかけです。

 ハタフェスを文字列だけでは理解できなかった私や読者の方々のために、リンクを置いておきますね。

富士山のお膝元、山梨県富士吉田市では、富士山の湧き水を使って千年以上前から織物業が育まれてきました。多品種の織物を織る珍しい産地でもあり、近年ファクトリーブランドが多く台頭してきています。当時の機屋の面影を残す建物や、機屋で働く人々が飲みにいったであろう路地裏の飲屋街など、この街だからこそ残っている風情があります。ハタオリマチフェスティバル、通称ハタフェスは、そんな古き良き街の中で開催する秋祭りです。

ハタオリマチフェスティバル公式HPより

 午後からは別の予定が入っていたのでゆっくり見て回ることは叶わず、2時間程度でしたが、織物だけでなく飲食や展示、後援会やワークショップ、クロージングライブなど、一日では回りきれないほどの魅力の詰まったイベントであることを体感しました。
 本当はじっくり見たいのが本音でしたが、一度来てみたかったイベントでもあるので、足を運んでみて正解だったなと感じています。来年も開催されると思っているので、リベンジしたいですね。

 また、誘ってくださったお二方ともお会いすることができました。
本来ならば3名で宿泊予定でしたが、お1人体調不良にて前回お会い出来なかった方ともご挨拶させていただき、今度は3人で行くからねと嬉しい言葉もいただきました。
 さらにはご家族も紹介していただき、小心者の私は内心おどおどしていたのですが、また会いたい素敵な人たちでした。

移住をして1年と半年が過ぎようとしています。

 意外と長かったように感じるこの時間も、数字に起こしてみるとそうではなくて。それでもこの期間で多くの方にお会いすることができているなと感じています。
 もともと人との関係を断ちたい一心でこの地に来ましたが、今では多種多様な人々と交流があります。このかたちをどう受け入れ、どのように動かしていくかは私次第ですが、機織りのように絡み合って強固なものになっていくこの関係を、今は大事にしていこうと思っています。

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