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「いつもと違う景色」 2年 陣田 成琉

みなさん、こんにちは。

今回noteを担当させていただきます。
成立学園高校出身、法学部経営法学科2年陣田成琉です。
拙い文章になると思いますが最後まで読んでいただけると幸いです。





先週7ヶ月ぶりに全体練習へ復帰することができた。
怪我をしてからこの7ヶ月、自分がグラウンド外から見たもの、悔しさは忘れることはない。





サッカーを始めて17年。こんなにも長くサッカーから離れた生活をしたのは初めてだった。





この期間を経て、振り返ると個人的にサッカーに対する向き合い方を考え直すことが多くあった。このnoteでは自分なりのサッカーへの取り組み方を言葉にしていければと思った。



最初は2週間とされた診断も気づいたら半年以上かかってしまった。初めの2.3ヶ月はリハビリもできず、毎日みんなの練習をみて寮に戻り、薬を飲み、できることもなくベットに横たわり1日を終える。冬休みの間は毎日この繰り返しだった。
せめて何かチームのためにと思い、練習のサポートは必死にやった。水汲み、声出し、自分と関わってきた人ならわかると思うが全くそういうことはしてこなかった人間だ。ただ日々成長している仲間をみて何もせずにはいられなかった。グラウンド外からサッカーを見て初めてこんな感情になった。何もできない悔しさで頭がおかしくなりそうだった。だが同時に、いい意味で全くサッカーから離れられなかった。



苦しい毎日の中でも楽しいことはあった。リハビリの仲間と俺ならあーするこーすると言い合ったり、グラウンド外でチームメートと笑い合ったり、毎日のように高校の親友と話したり、、サッカーをできない自分にとっては心の拠り所だった。そんなふとした時に日大に来られてよかったなと思った。



4ヶ月経過した頃からリバビリができるようになった。今まで溜まっていた悔しさから毎日身体作りに励んだ。仲間の活躍や「早く復帰しろよ」の声が最高に悔しくて最高のモチベーションだった。その悔しさから思い通りに進まなかったが長いリハビリ生活も終えることができた。



そしてもう一つ。復帰するにつれて、当たり前に思っていたことを強く思い直す機会になった。
それは、
「サッカーが大好きだ」 「プロになりたい」
ということ。
これはまた1から頑張ろうと決めた自分にとって大きな道標となる。
復帰した今、誰よりもサッカーができる
"喜び" と "感謝" に満ちている。
みんなとプレーする喜びも誰よりもわかっている。
自分にモチベーションを与え続けたくれたチームの為に走り続けたい。



先ほども書いたように、自分にとってはまた1からのスタートになる。学ぶことが多く、自分を見つめ直す機会になった7ヶ月。この期間を決してマイナスだとは思っていない。自分なりにもがいた7ヶ月を全力でぶつけたい。



最後に、私がサッカーに没頭できているのは紛れもなく家族をはじめとした周りの人たちの支えがあってこそだと改めて感じることが多いです。復帰にあたり支えたいただいた方々、本当にありがとうございました。自分の感謝の気持ちをこれからの取り組みとプロになるという結果で示していきます。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後とも日本大学サッカー部の応援よろしくお願い致します。


陣田 成琉 (じんだ みのる)

〈経歴〉

NPO HIP SC→横浜F・マリノスジュニアユース追浜→成立学園高校

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