「やれること」 三年 岩嵜 颯太
今回noteを担当させて頂きます。日本大学藤沢高等学校出身、文理学部社会学科3年岩㟢颯太です。拙い文章ですが、最後まで読んで頂けると幸いです。
私は成長するための基となる考え方がある。それは「キャリアを形成する3つの輪」というものである。これは、大学のある講義で学んだことである。やるべきこと(責任)、やりたいこと(欲求)、やれること(能力)、この3つを輪に模して重なる部分を大きくすることでより良い人生を送れるというものである。
この話は基本的にキャリアステップに用いられるものである。しかし、私はこの話はサッカー部にも通ずるものがあると考えている。
まず、やるべきことはチームとしての約束事、規則、試合中の運び方や方向性の徹底など、組織として統一された決定事項である。しかし、試合では自分のやりたいことを優先する人や規則違反などが起こってしまうことがある。これは私にも言えることである。100人を超える大所帯だからこそ組織としてまとまるため、試合に勝つためには、協調性を持ち同じ方向を向く必要がある。
次に、やりたいことは自分を成長させる源である。やりたいと思うからこそ挑戦し、自分の成長へと繋がる。その挑戦の過程で失敗は起こるだろう。しかし、その失敗をも成長の糧とできる者が本当に強い者だと思う。大学生となり、現実的な考えを持ち始めたこともあり、これは俺にはできないと初めから挑戦すらしないようになっている自分がいると感じる。自らの成長のためにも、まず一歩を踏み出すことを大切にしたい。
そして、やれることは自分の特徴であり長所の部分である。試合中の得意なプレーや組織内でのリーダーシップなどもこれにあたる。このやれることは前の2つに比べ伸ばすことが難しいものである。だからこそ、これをいかに伸ばすことができるかでその人の価値や存在感を大きく変えることになる。成長に近道はなく、レンガのように1つ1つ積み上げていくしかない。チームの1人1人が、このやれることを増やしていくことが組織としての成長に直結するものとなるはずだ。
私は、これらの3つの輪の重なる部分を大きくすることで、自分の成長へと繋げていきたいと思う。特にやれることを重点に伸ばすことで、周りとの差別化を図り、自分というものを形作っていきたい。そのためには、挑戦することを大切にしてポジティブな姿勢をとっていこうと思う。
長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
そして、これからも日本大学サッカー部を宜しくお願い致します。
岩㟢 颯太 (いわさき そうた)
出身:東京都世田谷区
<経歴>
太子堂SC→FC.GIUSTI世田谷→日本大学藤沢高等学校
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