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「やめる勇気」 二年 長谷川 倫哉

 今回noteを担当させていただきます、佐野日本大学高等学校出身、文理学部体育学科2年の長谷川倫哉です。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。

「なんで大学でサッカー続けるの?」
高校時代にこの質問をされたら素直に「サッカーが好きで上を目指したいから」と答えたはずです。
しかし、この質問を今されたら答えに詰まってしまい、詰まった挙句「なんでだろう」と答えを濁すでしょう。
日大サッカー部に所属してから1年以上が経った今、サッカーを続ける理由を見失っている状態で、だらだら練習をしてこなすような意味の無い日々を送っています。
朝は早いし、早朝から走るし、練習のレベルが高くてミスばっかりでネガティブや思考になるし、いつしか「あー、サッカーやめてー」が口癖になっていました。
しかも、高校時代の友達のサークルやバイト、大学の友達との楽しそうなインスタの投稿を見る度に辞めたい気持ちが増す一方でした。
けど、辞めれていない。その理由は単純でした。
「やめる勇気」がなかったから。
10年以上続けてきたものをやめるだけの勇気が自分にはなかったのです。

「やめる勇気」があれば今までサッカーに使っていた時間を違うことに使うことができます。他にやりたいことが見つかるかもしれないし、朝もゆっくり寝れる。今までしてこなかった英語の勉強、資格の勉強ができるかもしれません。
やめる判断自体は悪い事だとは思いません。むしろそれが正解な場合もあると思います。やめるということは逃げではなく、1歩下がって方向転換することだと思っています。
しかし、このようにやめることを沢山肯定しても、結局サッカーはやりたくなるし、勉強なんて嫌いだからすぐ「やめる勇気」が持ててしまう気がします。

だから決めました。
「やる勇気」を持つことを。


自分が下の下でもいい、表立って活躍出来なくてもいい、だけど、あの階段を降る以上は夢を語りたい。サッカーを続ける選択肢をくれたこの日本大学サッカー部のためがんばりたい。
ピッチ内でもピッチ外でも、学べることが沢山散りばめられているこの大学でどのようにして自分に還元できるか。還元するためには、1歩引いて俯瞰する時もあれば、1歩前に出て凝視することも必要でしょう。見方を変えることで見えてくるものが沢山あることにこの大学に来てから気付かされました。
サッカー部に所属した以上はチームの成長、自分の成長を最優先に活動したいと思います。
これからは「やめる勇気」から「やる勇気」に。

纏まりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
4度目の緊急事態宣言となり、ストレスの溜まる生活が続きますが、好きなサッカーをこんな状況でも続けられているのは沢山の方々のご支援のおかげです。

期待に応えられるように今後とも頑張っていくので、これからも熱いご支援、ご声援よろしくお願い致します。

 長谷川 倫哉 (はせがわ ともや)
〈経歴〉
JACPA川越→FCおおた→佐野日本大学高等学校

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