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「サッカーって本当に最高」 四年 高橋 海人

皆さん、こんにちは。
今回noteを担当させていただく、スポーツ科学部4年高橋海人です。少し長いですが読んでください!お願いします!

今シーズン日本大学サッカー部は、
〇アミノバイタルカップ3位
〇関東大学サッカーリーグ2部リーグ8位
◯東京都社会人リーグ1部リーグ4位
社会人リーグでは参入戦争いをしながらも結果4位で悔しい結果になりましたが、アミノバイタルカップでは大会最高順位、リーグ戦では残留と近年の成績と比較するとポジティブな要素が多いシーズンだと振り返ると思います。特に最後のリーグ戦4連勝はチームの成長をものすごく感じる結果になりました。やっている選手はもちろん、外から見てる方や結果を気にして見てる人にはいつもとは違う姿に見えたのではないでしょうか。この結果はチームにとって必ず良いものになると思います。チームとしての形が今年で作られたのかなと思います。

しかし、最高学年である自分達4年生が試合当日の20名のメンバーの中に名前があるのは毎試合1〜2名程度でした。1人も名前がない試合もありました。そんな時チームを勝たせる為にピッチ内外で中心となって頑張ってくれたキャプテンケンヤ筆頭に3年生、その背中を見てついて行った2年生、そしてフレッシュなパワーをもたらしてくれた1年生本当にカッコよく、たくましかったです。来年、再来年、これからの日本大学はもっともっと伸びると思います。

このように試合に出てスポットライトが当たる選手もいれば、当たらない選手もいます。それでもチームが強くなる為に、チームがまとまるようになるには今スポットライトに当たってない選手がどれだけ頑張れるか、踏ん張れるかだと思います。
・素質があるのに評価されない選手
・頑張ってるのに中々報われない選手
・まだまだ頑張らないといけない選手
100人以上の選手がいるこのサッカー部ではいろんな選手がいます。ですが環境が整い下のカテゴリーでも文句のつけようがないくらいの環境が作られてきています。引っ張っていけるパワーがある選手は沢山います。まだまだこんなもんじゃないと思います。時には不満を持つことやつまづくこと、自分を見失う、自信を失うことあると思います。そんな時は気が済むまで不満を吐いてイライラしていいと思います。
↑ここまでやるのは誰でもできます。その後にどんな取り組みができるかがすごく大事です。「チームの為に」と「自分の為に」のバランスの取り方はとても難しいです。スタッフが口酸っぱくこれを言ってきました。この意味を理解してる選手はまだまだ少ないと思います。自分も4年生という立場になるまでは理解できませんでした。しかしこれは早く気づけたら気づけた分だけ絶対プラスになります。まずはチームの為に行動してみていいと思います。必ず自分に返ってくるから!後悔しないから!!必ず誰かが見てくれてるから!!!
日が当たらない所でどれだけ頑張れるか、それはものすごく強さがいることです。ここを頑張れる人はなかなかいません。頑張り方は人それぞれです。得意なこと不得意なこと、表に出やすい事、なかなか表に出づらいものたくさんあります。どんなことでもいいんです。一歩踏み出してやってみてください。
自分自身がすごくチームの為に働いたわけではありません。感謝されたり、印象に残ることもしていません。しかし今年の1年は学生スポーツに身を置く「最後の1年」、「社会人リーグのキャプテン」という外的要素もあり少なからず自分なりに考えて噛み砕いて行動したつもりです。それを少しでも見て何かを感じてくれた後輩のきっかけになれば嬉しいです。

そしてチームのために動き続けたキャプテン金井亮太、副キャプテンの埴田裕己、高井雅史の2人、チームの仕事ほぼ全部やったんじゃないかってくらい頑張ってた総務の西羽開の4人には本当にお疲れ様と言いたいです。すごく頑張ってくれました。嫌に思われることや、大変なことも先陣切ってやってくれました。感謝です。🙏


自分はサッカーが大好きです。それだけで今まで続けてきたと言っても過言ではありません。みんな大人になってきて色んな情報や景色を耳にして目にして現実を見ることが多くなります。サッカーをする時くらいプロになりたい、試合に出たい、優勝したい、勝ちたいと自分の思いをもっとプレーに、口にしていいと思います。そういう選手がもっと出てくれば必然的にもっと楽しくプレーできるだろうし、もっと強度も質も高いトレーニングになると思います。もっとみんながサッカーを大好きになって表に出てくるようになったらまた一つ選手としての価値が上がるんじゃないかとか思います。

大学での4年間は物事に対しての色々な視点の学び方を学ぶ場であると思います。社会に出る前に自分というブランドを高められる最後の場だと思います。自分は少なからずこれを学びました。色んなことを学んでください。経験してください。時間を無駄にしないでください。

そしてラスト1ヶ月はチームとして異例の形を取りましたが最後まで諦めずに試合に出る為に食らいついた同期と後輩と本気でサッカーができて本当によかったです。(あの涙は絶対チームの力になるよI.S君)そんなサッカーを通じて出会った全ての方に感謝します。ここでさよならではありません。またみんなの前にボールを持って姿を現します。その時は笑顔でボールを蹴ろう!そしてあんなことあったね、こんな事あったねといっぱい話そう!

そして両親には実家に帰った時に思う存分感謝の気持ちを伝えたいと思うのでここでは控えておきます。

両親、友達、FC東京時代から沢山応援してくれた方、自分を気にかけてくれていた方達にいい結果や報告を届けられるように頑張って来ましたが中々結果を出すことができませんでした。サッカーをしている姿をもっと見せたかったです。

まだまだ日大サッカー部の成長は未知数です。ここからさらに伸びるのをたのしみしています。日大いいチームになった、強くなったそんな言葉が聞こえてくるのをものすごく期待してます。
後輩のみんな、学生コーチ、学連の2人、スタッフの方々本当にありがとうございました。まだまだこのチームはこれからが勝負です。

・高橋 海人 (たかはし かいと)
・出身 東京都
青梅4SC→FC東京u-15むさし→FC東京u-18→日本大学サッカー部

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