「自分次第」 2年 大久保 帆人
こんにちは。
今回ノートを担当させていただきます、前橋育英高校出身、法学部政治経済学科2年大久保帆人です。
みんなのnoteに感心しているうちに、今度は私の番になりました。このような機会は初めてのためとても不安ですが、大学に入学して約1年半自分が感じたことを書きたいと思います。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。
日本大学サッカー部に入部してからは有難いことに関東大学サッカーリーグのほぼ全試合に絡むことができている。
1年生の頃は試合にスタメンで出場する時も、途中から出場する時も、いつも先輩たちが「楽しめよ」と背中を押してくれた。緊張していた自分を励ましてくれたことで思いっきりプレーすることができた。
筑波大学、中央大学と2戦連続ゴールも決めることができた。
順調に結果を出していた。
みんなから「上手いね」と言われ、褒めてもらえたらもちろん嬉しかった。自分はそんな言葉に満足していた。
しかし、そんなに甘くはなかった。勘違いをしていた。
その試合以降、点を決めることはできず、上手いねと言われ続けるためにパスで逃げ、全然仕掛けない。ボールを奪われないように、消極的なプレーばかりするようになっていた。
チームメイトからは「もっと仕掛けていいよ。」「シュート打てよ。」と何回も言われた。自分の中ではわかっているのに頭のどこかで完璧にやろうとしてミスを恐れていた。
1年はあっという間に終わり課題が多く出た。
2年生になり、
去年より良い結果を出す。
「上手い選手」ではなくて「怖い選手」に。
ミスを恐れずプレーする。
そんな思いで開幕戦に挑んだ。
0得点
そして、
2024年5月11日
天皇杯東京都予選 決勝
VS横河武蔵野FC
チームの歴史を塗り替えられる一戦だった。
試合は90分+延長の30分でも決着がつかず、PK戦に入った。
4番目を任された。
結果は、
失敗。
チーム全員で決勝まで来れて、歴史を塗り替えられたのに、自分のPK一本で全てが水の泡になってしまった。
試合の中で決定機があったのにも関わらず決めきれなかった。
1番は仲間に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「いつ点決めるの?」とか「点決めてよ」とよく周りに言われる。
これを言われた時は笑いながら次は決めるよと言うけど、本当は悔しいし、応援してくれているのになんの結果も出せなくて情けない。
結果に応えるために、数字を残せる選手にならなければいけない。
ピッチ内でチームが苦しい時に必ず点やアシストで流れを変えられる選手になりたい。
そんな思いを持っているが、今は、個人として目に見える結果を出せていない。そこには、きつい練習で手を抜いてたり、自分ではなく他人に目を向けていたりと探せば結果を出せない原因が山ほどある。
そんな事を言ってる暇はない。1日も無駄には出来ない。
苦しいことからすぐ逃げてしまうというのが自分の弱みであり、そんな自分を変えなければならない。
そして、周りには見習うべき仲間がいる。そんな仲間を超えるためには、周りの選手以上の努力と行動力が今の自分には必要だと感じた。
「全てはプロになるために。」
プロになれるかは自分次第。
常に自分自身と向き合い、己に勝ち続ける。
長く拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も応援の程よろしくお願い致します。