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「人間万事塞翁が馬」 四年 鈴木 大

はじめまして。今回noteを担当させて頂きます、文理学部体育学科4年の鈴木大です。

今回私のnoteを読んで頂きありがとうございます。


「全力で」仲間と悔しがったり、きつい思いをしたり、笑ったり、喜びあったりしてきた16年間のサッカー人生が幕を閉じました。サッカー中心だった生活の中で、感じたことを綴ろうと思います。




「塞翁が馬」



これは、私の座右の銘です。この言葉の意味は、「人生の幸不幸はその時点では判断できない」というものです。詳しい意味を知りたい方は、調べてみてください。


私は高校3年の夏まで、大学の体育会サッカー部に入ろうとは思っていませんでした。しかし、高校での怪我を理由に大学でもサッカーを続ける選択をしました。



高校3年の9月、選手権を目前に正智深谷高校との練習試合で右膝内側側副靱帯損傷という怪我をしました。この怪我で高校最後の選手権は、ピッチに1度も立つことができないまま引退することになりました。何の為に3年間頑張って来たのだろうと、やるせない気持ちでいっぱいでした。

そのまま不完全燃焼でサッカーを辞めるのではなく、大学サッカーで4年間やり切って、区切りを付けようと思い、大学でサッカーを続けることを決意しました。

今思うと、怪我をしたから大学サッカーを続けることができたのだと考えています。そして、あの怪我があったからこそ、今の仲間に出会うことができ、充実した大学生活を送ることができたのだと捉えています。

4年間、毎朝4時過ぎに起きて、始発でグラウンドに向かい、練習をしてきました。しかし、4年間でトップチームに上がったのは最後の1週間だけでした。
いつも笑って誤魔化している私ですが、正直後悔がない訳ではありません。ですが、この経験ができたのも、選手権前の怪我のおかげです。

・選手権前に怪我をしたこと
・4年間1度もトップチームの試合に出れなかったこと

悔しいことには変わりありませんが、私はこの経験ができて良かったと、自信を持って言えます。



上手くまとめることはできていませんが、私が伝えたいことは
"良い結果が得られなくてもその時点では判断しないで欲しい"
ということです。
そして、過程を
"全力で楽しんで欲しい"
です。将来どうなるかはその時になってみなければ分かりません。今やっていることの結果は、10年先、20年先、もっと先にならないと分からないのです。だからこそ、今を、その過程を楽しんで欲しいです。事が上手くいっているとき、誰しも楽しんでいると思います。

私は、
「人間万事塞翁が馬」「全力で楽しむ」
をモットーにこれからも頑張っていこうと思います。

・鈴木 大(すずき だい)
・東京都出身
<経歴>
多摩平FC→日野市立日野第四中学校→日本大学明誠高等学校→日本大学

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