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「自分の価値」2年 青木 大和

こんにちは。

今回noteを担当させていただきます、日本大学高校出身、法学部法律学科2年の青木大和です。このような機会を頂いたので、今思っていることを素直に書いてみました。拙い文章ではありますが、最後まで読んで頂けると幸いです。


「価値」


この言葉を日大サッカー部に入部してからよく意識するようになった。

昨年は、20年振りのインカレ出場にIリーグ全国3位、社会人チームの関東リーグ昇格など日大の「価値」が大きく高まった1年になったと思う。

選手それぞれが
日大の価値を、自分の価値を上げようと奮闘し
いまチームは良い流れにある。しかし、


自分はどうだろうか。








2023年2月
日本大学サッカー部に入部した。
自分の所属していた高校は県3部だったが、周りはプレミアリーグや選手権で活躍していた選手ばかり。入部リストを見れば、ゲキサカで見るような名前がズラリと並び、調べても名前が出てこないのは自分だけだった。


同期のほぼ全員に「え、どこの高校?」って顔をされたのをよく覚えています。



いざ練習が始まると全くついていけない。

ということは案外無く、ハイレベルなサッカーを純粋に楽しむことが出来ていた。その甲斐もあってかトップチームに呼ばれ、関東1部リーグの開幕戦はメンバーに入ることが出来た。

3節には途中出場ではあるが出場することが出来た。チームも勝利し、最高の気分だった。



しかし、5節の東海大学戦を最後に
リーグ戦の出場機会はそれ以降一度も訪れなかった。






同じポジションの先輩が復帰したから。
自分の調子が上がらなかったから。
理由は何個も考えられるが一番の理由は


自分が「価値」を示せなかったから。


180cm超えの左利きCB、という
サッカー界で重宝されると言われるものを持ちながら活躍することが出来ない。
左足のキックも、ヘディングも得意ではあったがチームで1番と言えるものでは無かったし
自分より良いものを持っている選手が試合に出るのは当たり前のことだった。


唯一出場機会のあった新人戦も全国大会出場をあと一歩のところで逃し、自分の価値を示すことが出来ないままシーズンを終えた。




年が明けて迎えた新シーズン

去年のような思いは絶対にしたくない。
試合に出て自分の価値を示す。
自分の足りない部分と本気で向き合い、強い決意を持ってトレーニングに励んだ。


しかし、思い描いたシーズンを送れていないのが現状である。



シーズン開幕の1週間前に怪我をして
チャンスを棒に振った。


復帰をして迎えた5節の関学戦。
1年ぶりのリーグ戦の舞台。初めてのスタメン出場でチームの勝利に貢献できた。
ここからもう一度頑張っていこう、自分がチームを勝たせるんだ、そう思っていたが


また怪我をしてしまった。


悔しかった。なにやってるんだろうと何度も自分を責めた。




そんな中でもチームの活動は続いていて、
日大サッカー部はアミノバイタルカップを勝ち進み、全国大会への出場を決め、明治大学との決勝戦にまで駒を進めていた。

聖地西が丘で、大勢の観客の前で闘っている仲間・同期は凄くカッコよかった。応援団も声を張り上げて応援していて、日大の価値が大きく上がる試合になったと思う。

そんな試合を見て自分は凄く力を貰った。
自分もこんな舞台でプレーをしたい。早く復帰をして自分も闘えることを証明したい。
そう強く思った。





日大に来て、自分がチームに貢献出来たことや自分の価値を示せたことはまだ少ない。
でも、それは自分の取り組み方次第で変えていける事だと思うし、変えなければいけない事でもあると思う。

まずは1日でも早く復帰をする。

そして、
関東リーグや全国大会という大きな舞台で活躍し、自分の価値を証明したい。

それが自分の夢である

『 プロサッカー選手になること』
『 このチームで日本一を獲ること』

に繋がると思うから。



大学サッカーをやれるのもあと2年半。
一日一日を大切に、サッカーが出来ることに日々感謝してプレーしていきたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも日本大学サッカー部へのご声援よろしくお願いいたします。

青木 大和 (あおき やまと)

〈経歴〉
おなりレパーズ→横浜F・マリノスジュニアユース
追浜→日本大学高校

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