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「明日やろうはバカ野郎」 三年 大塚 健斗

今回noteを担当させていただきます。佐野日本大学高等学校出身、経済学部産業経営学科3年の大塚健斗です。いい文章は書けませんが、精一杯書いたので読んで頂けたら嬉しいです。

皆さんは「プロポーズ大作戦」というドラマを知っていますか?

2006年に山Pと長澤まさみが主演で放送されていたドラマです。私は何回も見直すほどこのドラマが好きです。このドラマは、山P演じる主人公が思いを寄せる幼馴染みのヒロイン(長澤まさみ)が他の男性と結婚してしまうところを結婚式場の妖精の力を借りて過去に戻り、現在を変えようとする物語です。
しかし、過去に戻ってもなかなか勇気がなく自分の気持ちを素直に伝えることができずに未来を変えられない主人公。何回も過去に戻り失敗することで、ある時気づきました。

未来を変えることができるのは現在の自分だけなんだと。
何度過去に戻ろうと弱い自分は変わらない。
今の自分を変えなきゃ意味がないんだと。

そして過去へのタイムスリップをやめました。
現在で勇気を出して変わった主人公はとてつもなくかっこよく、結果ヒロインと結ばれることになりました。

どうしてサッカーに関係のないドラマの話をするんだろうと思っている方もいるかと思いますが、今回noteを担当することになり、何を書こうか考えていた時に、私は以前このドラマを見て、自分を見つめ直すきっかけになったことを思い出しました。そしてまさに今、過去に何度も戻っては失敗を繰り返す主人公と現在の私がよく似ていると思ったのです。自分の気持ちをうまく表現できず、練習の時間はただメニューを一生懸命やるだけ。自分からチームを盛り上げ、引っ張ることもできなていない。こんな状況でプロになりたい、スタメンを取りたいと思ってもなれるはずがない。まずはスタメンを取らなければならない。

私はトップチームのスタメンを取れるほどの努力をしているのか?

こう自分に問いかけると答えははっきりと見えてきました。能力や技術が劣っているならトップチームの何倍も努力しなければならない。そんなことは常にわかっている。ではなぜ行動に移せないのか。それは自分にはまだ時間があると心のどこかで思っていたからです。

「自主練しに行こう。いや、今日は疲れてるから明日いこう。」今まではこうして何かと理由をつけて現在から逃げていました。
ドラマの中でヒロインのおじいちゃんがよく「明日やろうはバカ野郎!」という言葉を言っていました。時間は有限ということに気づかず、いかに時間を無駄に過ごしてきたかと思いました。

あっという間に3年生になり、大学生活はもうあと2年もない!後悔している暇はない。未来を変えるために足掻くことはまだできる!1分1秒無駄にせず、グランドへ出ろ!と山Pに言われてる気がします。


3年生という上級生の立場になった今、自分がチームに何を求められているのかはっきりしてきました。人より多く努力をすれば技術はともかく、自信はつくと思います。自信がつけば、自分から発信していくことができ、チームを奮い立たせることができます。私が他より下手なのはみんな知っています。一晩でいきなり上手くなることもあるわけもありません。でも、「あいつ変わったな」と思わせることはすぐにでも出来ます。これからの私を見ていて欲しい。最後の最後までチームにとっても、自分にとっても最高の未来となるように現在を頑張っていきたいと思います。「明日やろうはバカ野郎!」と言い聞かせながら。


まとまりがなく、読みづらかったと思います。それでも自分の伝えたいことが伝わっていたら嬉しいです。前半は「ドラマの告知かよ」って思った方もいたかもしれませんが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

大塚 健斗  (おおつか けんと)
東京都大田区
ミッキーSC→スポルティング品川→佐野日大

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