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「それがお前の限界か!」2年中村 一輝

今回noteを担当させていただきます。高川学園出身、日本大学危機管理学部危機管理学科の中村一輝です。よく何言っているのか分からないと言われがちですが、精一杯僕の心境を綴ったので最後まで読んでくださったら嬉しいです。

「それがお前の限界か!」

この言葉は高校時代のチームスローガンであり、よく監督が僕たちに向けて伝えていた言葉でもあります。高校時代僕は岐阜県から親元を離れ山口県の高川学園に進学しました。

正直僕の高校は本当に他の高校では経験できないくらい苦しい事をやってきたと思います。例えば、午前中に練習をやってその後、日が暮れるまでチームメイトと野菜を1から栽培して作ったのを道の駅で販売をしたり、自衛隊がやってそうな集団行動を160人近い人数で行ったり、試合に負けたら終わりが見えない走り込みをしたり、きりがないくらい濃い3年間を過ごしてきました。

この話を聞いて誰しもが「大学サッカーより高校サッカーの方がきつかったでしょ。」と思うと思います。けど僕は、去年の1年間は高校時代よりも大学サッカーの方が苦しく、なんでサッカー続けてるのかわからなくなることも多々ありました。


去年の3月に日大サッカー部に合流しました。その時は正直、「高校サッカーの方がきついことをしてきて、大学サッカーは高校の時よりも楽だと思うから楽に4年間過ごせれたらいいな。」と同期とは真逆の甘い考えでチームに合流しました。

そのため中々サッカーに対しての熱もなくただ朝早く起きてこなして行くだけの日々で、試合に出れなくても悔しいという気持ちすら湧きませんでした。

今思えば本当に無駄な時間で情けない。

そんな僕にも気持ちを変えさせてくれる転機が訪れました。夏のoffの時に久しぶりに家族と会った時サッカーのやる気のなさを言葉に出した際にお父さんから「やる気がないとかじゃなくて逃げてるだけじゃねーか。」と説教を受けました。

それで高校時代監督が言っていた限界を自分で勝手に決めて挑戦し続けなかった自分が情けなく感じどんな結果になってもいいから後悔のないサッカー人生を送ろうと思わせてもらいました。

それからといい、サッカーに対しての熱も戻ってきて試合に出られない時は悔しいという感情が湧くようになり、自分の中でサッカーに対する姿勢が変わっていきました。

ただ現状はBチームのリーグ戦の開幕から数試合スタートで出場してからは途中出場が多くなってきました。けどこれは去年の1年間ほとんどやる気すら湧かなかった僕には当然の現状だと思います。

それでも限界を自分で決めず何を言われようが試合に出れない時期があったとしても負けずに日頃の練習から全力で取り組んで、まずは今よりも出場機会を増やしていってチームに必要とされるように頑張っていきたいと思います。


最後に両親へ
去年お父さんの説教がなかったら今もただやる気もないまま続けていたか、もしかしたら続けていなかったかもしれません。お母さんも4人兄弟で僕が唯一男で色々大変なこと多いけどサポートしてくれてありがとう。あと3年間全力で頑張ります!これからもよろしく!


拙い文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。今後とも日大サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

中村一輝(なかむら かずき)

〈経歴〉
FC今渡→RISE UNITED→高川学園



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