夢というには脆すぎるけど

何年か前に職場で「夢がなさそうだよね」と言われた。
そんな風に見えるんだ、とびっくりしながら、たしか「ありますよ、温泉掘り当てるとか」と返した。

「夢」というワードに、うっ、となってしまうようになったのはいつからだろう。
もともと「アレをやりたい!」「コレが欲しい!」といった気持ちが薄い方だし、ここのところ、そういう気持ちと違う次元で感情をやりくりしながら日々を乗り越えていた気がする。
当たり前と言えば当たり前だけど、いざなってみてびっくりしたのが、自分の気持ちや欲求を無視して過ごしていると、自分がどうしたいのかわからなくなってしまうということ。

ひとつずつ、回復させてあげないとな、と思う。
やりたいこと、欲しいもの、進みたい道。
自分がどうしたいかより、どういう役割を求められてて何をすべきかの方がすぐにわかるなんて、かなしい。


いま、どうしたい?って問いかけて浮かんできたこと。

息が吸いやすい身体になりたい。

海のそばに住みたい。

自分の本を出したい。それが映像化されて、好きな俳優さんに演じてほしい。

Her lip toのドレスが欲しい。

スキンダイビングしてみたい。

YUKIの歌を生で聴きたい。



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