私にとって友達は、幸せでいてくれてありがとう、と思わせてくれる存在。

週末、久しぶりに友達に会う約束がいくつかあった。
日々が家庭と仕事で過ぎていく中、友達にゆっくり会えるのは久しぶりで、ずっと楽しみにしていたし、会って改めて、私にとって大事なひとたちだな、好きだな、と思った。

たまにものすごい誤解をされて戸惑うのだけど、私は元来協調性がなくて同じ輪の中にずっといるのが苦手で、ひとと長時間一緒にいると疲れてしまって、ふらっと消えたりするタイプ。
マメでないから連絡をもらっても返す前に数か月経っていた(日々が過ぎるのが本当に早いから……ごめんなさい……)みたいなことがざらにあって、そのくせ自分のタイミングで連絡をとったり会いたがったりする。
書き連ねると改めて、私だったら絶対友達になりたくないな、と思う。
こんな私と付き合いを続けてくれている時点で、友達はみんな相当に心が広い。
そして友達の心の広さに甘え切っているので、これからも私はこんな感じだと思う、ごめんなさい。

久しぶりに会った友達は、みんなそれぞれの生活を送っていた。
いわゆるライフステージみたいなものとか、所属している集団の雰囲気とかはばらばらだし、そういえば趣味も性格もあまり共通してはいない。
それでも、友達に聞きたい話がたくさんあったり、その子にだから伝えたいことが尽きなかったり、それって尊いことだと思うんだ。
友達のきらきらしたところに触れると、ときどき、こんな素敵な子が私なんかといつまでも友達でいてくれるのかな、なんて卑屈な考えが浮かんでしまうけれど、友達に会いたいと思ってもらえるような素敵なひとになりたい、と素直に思えたのも本当。

笑っててくれること。
幸せそうな顔を見せてくれること。
その子の人生を生きてくれていること。
ありがとう、と心から思う。

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