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NO.11「怒りはすべて飲み込む。1mmも出してはいけない」

ゴルフはうまくいかないスポーツです。

「あんなに練習したのに・・。」

今日は70台で上がる気満々。

なのに最初のホールでわずかにショートし、バンカーにつかまって目玉から出ただけ、そこから3パットの6。

「チッキショー」とまさに小梅大夫状態です。 

この時点で冷静さを失う可能性が大いにありますが、そのままミスを引きずるか、立ち直るかは自分次第の心の持ちようとなります。

経験から、心の中に灯った怒りの炎を顔に出せずに、消せるかどうかが、その日の成績にかかってきます。

自分の場合、「なるほどそう来たか!楽しい宿題を最初からもらえた!」
「あと全部パーで74か悪くないな」と無理やりプラスに考えるようにしています。

折角来たゴルフ場で怒ってもしょうがないし、周りの方に申し訳ない。

その怒りは心の奥にしまって、夜の練習という型で発散しましょう。

そもそもゴルフコースは、うまくいかないように造ってありますので、いちいち怒るのはコースの思うつぼですよ。

と、この年でやっとこんな心境になりました。

次回は、「1打の重みを噛みしめ、楽しむ」です。

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