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鰹のタタキ、そして筋トレ

私は実は透析室に勤めています。

腎保存期を経て、透析になった患者さんたちには皆さん足りていないものがあります。

それは、タンパク質です。

腎保存期は、腎臓の機能を持たせるため、タンパク質を控えるような食事指導が行われます。

そして、透析になった途端、手のひらを返したように、タンパク質をもっと摂って良い。と言われます。

かなり多くの患者さんが、先生に、タンパク質をもっと食べていい、と言われている場面に出会います。

しかし、透析をやっている患者さんが、安易にタンパク質を増やすと、リンが高くなってしまいます。

そこで、ポイントになるのができるだけ乳製品や添加物を減らすことと、リン/タンパク質比に着目して食品を選ぶことです。

これ以上話すと医療コラムになってしまいますので控えますが、ふだん、透析してない自分ですら、日常的にタンパク質は足りてないと感じています。

毎食、タンパク質摂ってますか?

うまくとれてない人が多いと思います。

そこで、私が提唱したいのが、一日の食事のうち、タンパク質を一品増やし、筋トレを少し行うことです。

今日、私は鰹のタタキを食べ、これからヒットトレーニングをやろうと思います。

知ってますか。筋肉って、貯筋できるのですよ。

これを少し心がけるだけで、私たちの健康寿命は伸び、幸せな日々が長く続いていくわけです。

健康だということは、子供たちや、医療のお世話になる期間が少しでも短くなるということですから、それこそ世の中のためになるわけです。

食べましょう、タンパク質。
やりましょう、筋トレ。

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