あの日、あの夜のKOTORI

あの日、SCHOOL OF LOCKにKOTORIがきた夜。
私は一生忘れないし忘れられないと思う。

5月28日、solの公式LINEからKOTORI先生が来校！！という通知が来た。中学生の時に出会えた最高なバンド、大好きなバンドが生音をラジオで届けてくれるらしい。中学生の頃はライブ禁止、高校生の頃はコロナと受験と距離の問題で行くことができずKOTORIの生音は聴いたことがなかったが、音源は誰よりも聴き潰してきた自信があるし、YouTubeなどにあがるライブ映像も覚えてしまうくらい観た。そんなバンドがいつも聞いているラジオに出演する。電波に乗せて音楽を届けてくれる。
私は居ても立っても居られなくなり公式LINEに悩み事と自分の電話番号を書いて送った。

何回か掲示板にも公式LINEにも書き込んだが採用されたことは数少なく、今回もだめかなーと思いながらラジオを聴いていると、職員の方から電話がかかってきた。

「もしかしたら電話でお話を聞くかも」

すぐに私は父に「今から大事なことがあるから部屋ノックして来ないでね」と言い自分の部屋に入りベッドに体育座りした。職員の方と軽くお話をして「この後、電話かわるのでお願いします」と言われ待っていた。その時はもう震えが止まらなかった。

あのKOTORIが、私と電話？？生演奏？？
Masterpieceをあんなに緊張しながら聴いたことは初めてかもしれない。

校長の「もしもし！」からはあまり記憶がない。
タイムフリーで聞き直すと小声で呟いた「やばい」が電波に乗ってしまい、KOTORIに爆笑されていた。後から、もう少し愛伝えればよかった、次のツアー行きますと言えば良かったと後悔はしたが、あの時は精一杯だった。

「さきのために曲変えました」

「今日も1日お疲れ様でした」

えばーーーーぐりーーーーーーん！！！！！！！

もう泣きに泣きました。涙を流す君は綺麗だと思ってくれてるから、安心して泣けました。みんな大好きエバグリだけどあのエバグリは私だけのものです。譲りません。
横ティンの「がんばれーーー！！！」を泣きながら必死に受け止めました。

あの夜、私はKOTORIに大きすぎるものを貰いました。ラジオ越しなのにこんなになっちゃって、実際生音聴いたらどうなるのか心配なくらい。

7月7日 福岡CB
心配する暇がないくらい灼熱のライブでした。
私はKOTORIのある人生を生きていられて幸せです。
間違いなく、KOTORIはJAPANESE SUPER PERFECT BANDです。フロアも何もかもが最高でした。爆音の愛をひとりぼっちじゃなく、みんなと感じられたことが本当に嬉しかった。いつも聴いているヘッドフォンから飛び出してきたKOTORIは最高にかっこよかった。終演後にみんなで合唱した最高新記憶も最高だった。KOTORIでちひろさんのドラムを浴びることが最初で最後なのがどうしても辛かったけれど、最後に観れて本当に良かった。これからもそれぞれを追っかけるので、追いていくくらいのスピードで、もう止まれない車輪のまま駆け抜けてください。

13時間は大変だけどまた会いに来てください。山口なら少しは近いです。

今日はちひろさんがいる現体制KOTORIの最後の日。
北海道までは追いかけられなかった。山口から祈っています！また音の鳴る場所で、世界一安全な場所で会えると分かっているので。すごく寂しいけれど、さよならなんて言いたくなかったけどちひろさんに出会えてよかったです。KOTORIが大好きだ！

相談していた友達と一度話しました。お互い謝れてご飯も食べに行きました。ありがとうKOTORI！！！