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選挙を通して見えてきた乙武さんの意外な一面

衆議院東京15区補選も残すところあと1日。

立候補を表明してからの乙武さんは、とことん不器用で、わざわざ茨の道を選んで選挙に挑戦しているように見える。こう言ったらとても失礼だけど、もっと器用に立ち回る、要領の良さを持っている人だと思っていた。もしかしたら本当にいっぱいいっぱいなのかもしれない。

去年、私は乙武さんに何で政治にチャレンジするのかと聞いたことがあった。

乙武さんはかつて海外旅行に行った先で、この国なら何不自由なく幸福に暮らしていけるかもしれないと思えた国があったが、すぐに帰ってきのだと話していた。満ち足りた国で何不自由なく暮らしていくことよりも、自分がこの社会にできることがあり、役に立てることがある方が、豊かな人生を歩めるのではないか、と。
そのような返事だったと記憶している。

ではなぜ小学校の教員になったのか、とも聞いてみたら、

自分は親にも担任の先生にも恵まれ、
障害者としてではなく、普通の子として、のびのびと育ててもらうことができた。その環境のお陰で今の自分があると。しかし教員になろうと思った当時、青少年が犯罪者となる事件が続いて感じたのは、犯人のその子達が悪いのではなく、その子の育つ周囲の大人に恵まれなかっただけかもしれない、と感じたそうだ。
かつて自分が大人たちに恵まれ、支えてもらったのだから、次世代の子どもたちを支えたいと思い教員になったのだと、
たしかこんな返事だったと記憶している。

誰かのために何かをしたい。
自分が誰かの役に立ちたい。 

これが乙武さんの
挑戦へのモチベーションなのだとしたら、
私は今回の挑戦だけでなく、これからの挑戦も含めて、応援していきたいと思った。

#衆議院東京15区補欠選挙
#乙武洋匡
#明日が投票日
#GOVOTE

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