【2024 GW九州ツーリング】 -DAY7 さらば九州(5/4)編-
友よ、本当にありがとう
さて、5月4日(土)、九州最後の早朝は、阿蘇のキャンプ場は霧に包まれていました。霧と言うより、阿蘇名物の雲海の中って事なのでしょうか?
「朝起きたら雨だった」てことは経験済みでしたが、「これが、結露って奴か」とフライシートの内側はびっしょり。5月の阿蘇の朝は、それなりに冷えました。
「いや〜、寒くて眠れませんでしたよ」
と嘆く友人でしたが、俺の方はキャンプ師匠の教え通りに、しっかりとした寝袋も準備していたので、バッチリの快眠。寒がっている友人にマテ茶を勧めました。
ただし、霧が晴れれば、この日も快晴。友人と共に、テントとグランドシートを干し、予定通りに9:00には、出発準備完了。
八代に戻る友人とは、キャンプ場で分かれて、お互いの帰路に着いたのでした。
「本当に、色々とありがとね〜」
絶景は続くよ、どこまでも
さて、帰路に着くと言っても、俺の場合は、大分県と福岡県を軽くツーリングしながら、まずは大阪に戻るために新門司港に向かうことでした。
最初にミルクロードから「やまなみハイウェイ」に入り大分県に向かいます。
しかし、なんだ、やまなみハイウェイは人気がある道であるはずです。今回は、阿蘇側から別府側に下って行きましたが、逆だったら、だんだんとテンションが上がってくるのは分かります。
「しかし、本当に新緑の美しい季節に来ることができて、良かったなぁ〜」
温泉に入ろう!!
やまなみハイウェイを35Kmほど下り、湯布院に入る前に新門司方面に向かいました。有名な湯布院にも行ってみたかったけど、「休日は車で混んでヤバいですよ」との友人のアドバイスがあったのです。ただ、折角だから、大分で温泉には入りたい。(前日はシャワーも浴びてないし)。
と言うことで、「筋湯温泉」の看板に沿った道を選びました。だんだん、どこを走っているか良く分からなくなって行きましたが、バイカー達とはすれ違っていたので、地元では有名な道だったのかもしれません。実際、そこでも絶景が現れたし。
そして、筋湯温泉郷には、11:30頃に到着。
公共駐車場にバイクを停めて、温泉郷を散策すると、公共浴場の「うたせ湯」を発見。iPhoneで調べてみると、なんでも「日本一のうたせ湯」だそうです。
400円で購入したコインを、無人の入り口に投入してグルグルと入るスタイル。すぐに狭い脱衣所となりますが、脱衣所のロッカーにも100円かかるので、注意が必要です。(戻ってきません)。
ですが、さすが日本一を謳う「うたせ湯」!! 湯量も多く、頭に肩にとマッサージ効果抜群です。人も少なかったから、かがんで腰にもマッサージ。(笑)
「ふぅ〜、気持ちいい」(と、おじさんはすぐに声に出してしまいます)
本当は、もっとゆっくりとして、できればビールでも飲みたい気分でしたが、小一時間ほどたったお昼過ぎには次の目的地に向かおうとナビを設定しました。そして、驚愕の事実が。
「あれ、やまなみハイウェイの一本裏の県道で、また、阿蘇に向かってた???」
さて、次回はいつかな?
結局、やまなみハイウェイに戻って、再び、絶景ワインディングを楽しむことになりました。
さて、本来なら国東半島にも出て、もう少し大分県を満喫したかったのですが、そんなこんなで時間のロスもあり、国東半島は次回に取っておいて、山側の耶馬溪を通って新門司港を目指しました。
新緑の渓谷も素敵でしたが、耶馬溪は紅葉の頃が最高かもしれません。次は是非、秋に訪れたいと思いました。
また、今回の九州ツーリングの最大の目的は、「九州全県でツーリングをすること」だったのですが、実は入り口の福岡県は初日に高速で走ったきり。ですので、最後の最後に平尾台カルストを楽しみました。(と言っても素通りですが)。
「ここも、もっとゆっくりと回るべき絶景だったな…」
途中、耶馬溪と豊前市の道の駅で休憩を取ったので、新門司港に着いたのは17:00過ぎ。なんだかんだでいい時間となっていました。
今回も、フェリーには18:00には乗船できました。なので、自分のベッドに荷物を置いたら、すぐに展望室にて九州にお別れの乾杯。
「あ〜、次回は大分から入って、福岡、佐賀、長崎を中心にツーリングだな。次、いつ来ようかな?」
出航前にはビールを3本ほど空にして、そのままベッドに戻って熟睡。こうして、いつ、九州を離れたのか分からないまま、俺の初めての九州キャンプツーリングは終了したのでした。(笑)
以下、帰宅編に続く
DAY7のまとめ
ガソリン代:なし
温泉:¥400+¥100(入浴代+ロッカー代)
筋湯温泉うたせ湯
走行距離:おおよそ260Km(推定)
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