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【2024 GW九州ツーリング】 -DAY4 都井岬、鵜戸神宮(5/1)編-


鹿児島も今日は雨だった

さて、夜中にどこぞのテントの飼い犬に、前室内に置いていたゴミ袋を荒らされたりもしましたが、鹿屋市の絶景キャンプ場で、5月1 日(水)の朝は清々しく迎えることができました。
前日は晴れ間も見えた鹿児島でしたが、この日は朝から、雨模様。
と言っても、平戸のキャンプ場の時のような、ゲリラ豪雨が降るわけでもなさそう。と言うことで、マテ茶タイムを楽しんでました。

ただ、この日が平戸の時と違ったのは、雨が止む予報が午後になってから。そして、このキャンプ場のチェックアウトは10:00まで。
つまり、雨の中での撤収作業をしなければならなかったのです。
前回の時、(色々な理由があるにせよ)前回の撤収には2時間以上かかっています。ですので、マテ茶を飲んで後、8:00にはまず、身の回りの片付け開始。「これは、次回からは荷物を減らさないと…」と反省していたら、またもや、9:00には周りのグループは、撤収完了。それからは、雨の中でのひとりぼっち撤収となりました。

「なぜ、大きいテントなのに、皆、撤収が早いんだ???」

防水ジャケットに防水パンツに履き替え、ブーツカバーも履き、完全防水状態で、作業を行いました。が、頭に被る物はヘルメットのみ。
かなり怪しい格好で、テントの収納も行いましたが、当然、テントはびしょびしょ。

「今日も、八代の友人宅泊で助かった…」

この時間は楽しかった
道の駅での朝食?昼食?

愛車への感謝

心細くて、一人ベソをかきながらも、なんとか定刻の10:00にはチェックアウトできました。しかし、今のところ、撤収作業に一番時間がかかり、撤収完了時に一番、ビールが飲みたくなってしまいます。(笑)

そんな心細さとやりきれなさをすっかり忘れさせてくれるのは、やっぱり、愛車にまたがって、走り出す瞬間です。
我が愛車はCTX700Nという車種で、見た目は少しゴツいですが、マニュアルバイク初心者だった俺でも扱いやすく、今まで、俺の行きたい色々なところに連れ行ってくれています。(今年で4年目になりますが、毎年、1万Kmは走ってくれています)。
そして、一人で旅することが多い俺の側に、いつもいてくれるのがCTXなのです。

「あ〜、俺のCTXちゃん、いつも本当にありがとう!!」(なでなで)

4年前の初めてのツーリング
いつも、いつもありがとう!!

野生の馬も可愛い

と、改めて我が鉄馬に感謝の念が浮かんだのも、都井岬に向かったからかもしれません。
宮崎県串間市の都井岬は、野生の馬が見られることで有名な岬です。小雨降る中、串間の道の駅で軽い昼食を取った後、県道36号都井岬線に入りました。
維持費の100円払って、いよいよお馬さんを見にGO!!

ほとんどの馬は草原にいます
しかし、時々、県道に降りてくる馬も

馬たちは基本的に、高台の草原で草を食んでいます。ですが、時折、県道に降りてきている馬たちもおります。馬たちは、観光客に慣れているのか、近くを通っても特に荒ぶるでもなく、黙々と草を食んでいますので、まずは、愛車に跨りながら、iPhoneでパチリ。

絶景のはずの都井岬の灯台は、またもや雲の中。高度をあげるほど、周りも白くなっていきます。そこで、都井岬灯台では、すぐにUターン。

この写真を撮る前に立ちゴケしました
立ちゴケしたけど、折角だからiPhoneでパチリ

再び、県道で草を食む馬たちの元に戻りました。
「今度は、バイクを停めて、じっくりと馬に接してみよう」と愛車を道端に停めて、降りようとしたところ…
ライディングブーツの上に、ブーツカバーを履いていたことを忘れてたこともあり、ぬるぬると滑り始め… だいぶ頑張ったけど、「あ〜、もうダメ〜」と立ちゴケ。
イキナリ転んだ訳ではないので、人馬ともに怪我はなかったのですが、いつもと違い重い荷物を積んでおり、「こりゃ、どうしたものか」と。
幸い、お昼過ぎの観光地で、俺の後ろにも馬を撮るために停まっていた車がいました。その車のお兄さんが、心配しながらも、一緒に愛車を起こしてくて、大変、助かりました。

「白いヤリスのお兄さん、ありがとう!!」

愛車を起こして、状況を確認すると、どうも、ブーツカバーの上から馬の運を踏んで滑ってしまったようでした。「マジかよ」と凹みましたが、雨に濡れていていたこともあり、汚れた愛車にパンツ、グローブなどをウェットティッシュで丁寧に拭くと、思いの外綺麗に取れました。(ホッ)

しかしながら、数十分前には感謝をしまくっていた我が愛車から、鋭い視線を向けられているようで、心が痛くなったことは、言うまでもありません。(笑)

鵜戸神宮で運気あげ

先に、思わぬ運を身につけてしまいましたが、折角ですので日南市の鵜戸神宮でも参拝しました。
実は、いつもロングツーリングを許してくれるうちの奥様が、結婚記念日である「4月1日に飛行機で宮崎に行って、鵜戸神宮を参拝したい」と言っていたのです。
4月の参拝は諸事情あって断念しましたが、1ヶ月後の当日、運気を上げに参拝することにしたのです。(なぜか、一人でですが)。

山門から海食洞にある本殿に向かいます

平日とは言え、GW期間中。14:30を回った鵜戸神宮は、かなりの参拝客で賑わっていました。国道からの参道が細いこともあり、駐車場までは片側交互通行。

「こりゃ、時間がかかりそうだな」

この鵜戸神宮も、天気が良ければかなりの絶景だったはず。
ですが、天気が微妙でも、日向灘の絶壁に位置する本殿は素晴らしい景観でした。

本堂のある海食洞は日向灘沿いの断崖にあります

参拝後、パートナー様から言いつけれた「運気上昇」のお守りも入手して、名物の運気玉投げにもチャレンジ。なんでも、境内から見下ろせる亀石に向かって、男性は左手、女性は右手で運気玉を五投して、一投でもしめ縄内に入れば運気が上がるそうです。

ぎりぎり五投目で、しめ縄内に投げられました

びしょ濡れの高速

鵜戸神宮の参拝を終えた時点で16:00近くになっていました。
本来なら、そのまま日南海岸を北上して、宮崎市から八代の友人宅に戻ろうとしましたが、微妙な天気であること、一刻でも早く友人宅でテントを干させてもらおうと考え、結局、この日も鵜戸神宮から高速を使うことにしました。

微妙な天気な日南海岸
霧島S.A.からも霧島は見られず

宮崎平野から八代平野までは、どの道を通っても九州山地の山越えがあります。
どうせ、雲の中を通るなら、対向車が来なくて、少しでも早く着く無料区間を含む高速を使うことにしたのです。
天草でも、少し登った桜島でもそうだったのですが、このGWの九州は、雲が低く、少し山を登ると雲の中に突入したのでした。
降水確率0% でも、雲の中ではびしょ濡れ。

「水がしみたインナーが寒すぎる…」

それでも、速度と天秤にかけながら、寒さに負けずになんとか九州山地を越え、18:30頃には八代の友人宅に到着しました。

友人宅で、シャワーを浴びさせてもらい、テントも干させてもらった後、なぜか、友人の仕事仲間との定例飲み会に参加。(笑)でも、色々とお話をさせて頂き、楽しかったです。

最後に、熊本ラーメンをご馳走になり、ひとまず、九州ソロツーリング編は終了です。
翌日からは、友人とのデュオツーリング編に突入するのでした。

八代市は特にくまモン押し
美味しい熊本ラーメン

以下、DAY5編へ続く

DAY4のまとめ

野生馬保護協力金:¥100(二輪)

ガソリン代:¥1,949
 ¥178x10.93L(給油時走行距離:331.9Km)

高速代:¥3,240
 清武南(東九州道)→山口スマート(宮崎道)→八代(九州道)

走行距離:318Km(ツーリングサポート)

キャンプ場から道の駅まで位置が測定できず
終了時間もボタンの押し忘れ


 


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