カラバリとか
昔、出張でベトナムに行ったことがある。
昔なので、「イマ」と違ったら申し訳ない。
10年以上前の話だと思って頂きたい。
色々な製品に「限定色」というのがある。
その限定色製品にプレミアが付いて取引されることをしばしば目にする。
が、ベトナムを旅していたとき感じたのは、「その色に塗ればいい」のだから色でプレミアはおかしいという感覚だ。
現地人に確認したわけではないので、こちらの勝手な感傷かもしれない。
彼らは日常的に製品作りをしていると考えられる。
そんな中、「赤に塗ったから時給が高い」なんて感覚は生まれないと思う。
「何色であれ、オーダーの塗装を綺麗に吹き付けただけ」で、何色に塗ったかは評価対象ではないと思うのだ。
好きな色のケースを被せるなり、色を変える手段はあるにも関わらず、「色」が重要視され過ぎていないだろうか。
自分で何かする力を失っているから、そういう価値観になってしまっているとすると、はたしてそれはGOODなのか非常に疑問である。
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