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春の長崎小旅行②。


マジで出島マジ出島

ゆめタウンを出てまた海沿いを歩く。中華街の近くのホテルを取ったので
そこまで歩いていく。
ゆめタウンのすぐ横に出島ワーフという観光飲食施設があった。
ウッドデッキが広々と整備され海に向いてたくさんの飲食店のテラス席が張り出している。
本当に長崎は欧米の観光客が多い。国際観光都市感がすごい。
九州のどこに行っても中国人韓国人が多いと感じるのに僕の体感だと欧米人の方が多いのは初めてだ。
昼からテラス席でゆっくり外国のビールを飲んでいる人がいる。足元には連れてきた犬を休ませている。
田舎にはこんな光景はない。長崎はやはりシティだ。開かれている。
ウッドデッキの上でいかにもなラグビー選手集団とすれ違う。
あぁ、ああいう人たちと仲良くなりたいなぁ。
一瞬思って来世に期待した。
海側から長崎税関の横を通り中華街方面に向かう。
ここが噂の出島か。歴史を感じる洋館が本当に素敵だった。
歴史の授業は大嫌いだったけど、こういうの生で見たらどんなに興味関心なくてもいろいろと思いを馳せると思った。
出島の裏から表へ。
新しい橋が出島にかかっていた。入場ゲートが向こうにあるらしい。
中国人ツアーの集団にガイドが話しているのが聞こえた。
有料かぁ。
別に払ってもいいんだけど、そんなに興味あるかと自分に問う。
そこまでの熱量はないんだよね。
なんか思い入れがあって一緒に見ながら話す人がいてじっくり中を見るんならいいんだけど。
今回は外からでいいやとなった。
出島が確かにここにあったんだな~っていうのはわかったからいいや。

橋の向こうが出島

中華街横のドーミーにイン

出島と長崎新地中華街は本当に目と鼻の先にあった。
こういう土地の感覚が外の人間にはわからない。
そういうのを知れるとなぜか妙に満足感がある。
自分の頭の中の地図データがアップデートされていくからだろうか。
長崎の街にはドーミーインがふたつあった。
長崎駅前と中華街のふたつ。どっちでもよかったけれど中華街を一度は見てみたかったのでこちらにした。
"出島の湯"というのも惹かれたかな。後から見ると沸かし湯だった様だが。
ホテルは本当に中華街の真横にあった。
中華街の門の前に橋があってその手前のビルの中だった。
道の反対側のビルの下では角煮まんじゅうで有名な岩崎本舗があって店の前でお兄さんが元気に角煮まんを売っていた。
いつも通り3時過ぎにはチェックイン。
ゆっくり出島周辺も歩いたので3時半ぐらいにはなっていたかもしれない。
とりあえず地元のテレビをつける。
KTNテレビ長崎ではガリレオの再放送をやっていた。
もちろん長崎出身の福山雅治様ご出演だからだろう。
さすがに最初の方のガリレオを久々に見たので福山も若かったなぁと思った。
買ってきたものをベッドに広げまわす。
ハンズで買った充電バッテリー、ダイソーで買ったAC充電器、ユニクロで買ったスヌーピーのTシャツ、西友のPB商品(弁当含む)、マツキヨで買ったPB商品、あと大分のアミュにもあるのにドンクのパン。
中華街で食う気ねぇなという量。大体弁当を買った時点で考えがなさ過ぎる。
まぁいいよ、食えるし。
とりあえずシャワーを浴びてゆっくり過ごす。
ガリレオを最後まで見てしまった。もう5時だ。
中華街に行くならもう動き出さないとだ。

若き日の福山

長崎は今日も雨だった

雲行きがだんだんと怪しくなってきていたのは感じたが、天気予報を見るとこのあと数時間雨になっていた。
少しずつ薄暗くなってきていてわかりにくい。どうやら確かに雨は降っているようだ。
一気に出かける気が失せた。
テレビをNHKに換える。
NHKのよくわからない夕方ニュース枠番組。
タイのバンコクから水かけ祭りの中継をやっていた。
なぜかアナウンサーはあまり水かけには関わらずカメラマンが別に出てきてハンディカムで臨場感を伝えるという。
おいおいアナウンサー様ってそんなに偉いのかよ。妙に引っ掛かりながらも出てきたカメラマンがかっこかわいかったのでずっと見てしまった。
もっとはだけさせろ。サービスなしかと思った。
でも、かわいいから許そう。
買ったものを食べながら横になっていたらいつの間にか寝ていた。

ラブだったカメラマンさん

中華街からの餃子の王将

目を覚ますともう7時半ぐらい。あっ、中華街。
中華街横のドーミーに泊まって中華街に足を踏み入れない。
そんなバカなことがあるだろうか。
またシャワーを浴びて身綺麗にしてとりあえず中華街へ。
中華街のお店は大半が閉まっていた。
もう一通り飲んで仕上がっているサラリーマンのおじさん集団とすれ違った。
空いている店がないわけじゃないがもう終わり感がすごかった。
門の写真を撮って一応往復してみた。歩く人ももうまばら。
どうしようっかなぁ。何かは食いたい。
中華。。。あ、餃子の王将があった!
出島から中華街に来る道すがら餃子の王将があった。王将ならちょっとおそくまでやってる。
少し歩いて餃子の王将へ。餃子の王将、めちゃ混みだった。
金曜の夜だから仕事帰りの人もいるし観光客ぽい人というより地元の人でいっぱいな印象。
最初からテイクアウトする気だったので待っていたが次々に客が来て大繁盛。いっぱいすぎて帰る人もいた。
待っている間ウーバーの人もかなり来て受け取りを待っていた。
狭い店内、わちゃわちゃで。その入り口でおっさんは一人で座り待っていた。

週末金曜日の中華街

会うつもりがないのにメッセージする勢

餃子の王将で店の中を観察したりウーバーのお兄さん?おじさん?を気にしながらもずっとゲイアプリのメッセージをしていた。
ホテルにいたときから地元のちょっと年下の子と会えるかな~と思って。
せっかくの長崎の夜。ハメを外したいじゃない。
さんざんやり取りをした結果、今日もう酒飲んじゃったので出れないです。
おい、そりゃないだろう。
だるくなって断るにしてももうちょっと断り方があるだろう。
大体な、お前がメッセージしたいってハウリングしてたんじゃないか。
いや、今すぐ会いたいだったかな。
どっちにしたって会う気がないのになぜメッセージをするのだろう。
長々とメッセージをしたがる男の心理がわからない。
僕は会うのか会わないのか、やるのかやらないのか。
割とそこははっきりさせたい。だって時間の無駄じゃん。
メールの時代からこういうダラダラしたやり取りが苦手だった。
男脳とか女脳とか今はあんまり言わないのか知らんけども、延々メールを続ける女子みたいな部分は僕の中にはない。
なかやまきんに君のように常に問いかけたい。
会うのか会わないのか、やるのかやらないのか。どっちなんだいと。
そういうところは昭和のおじさんがどうしても出てしまう。
しちめんどくせぇやり取りなんていらねぇんだよと。
年下に説教してもしょうがないので長崎のおすすめの食を聞いてみた。
魚が新鮮でうまいですよ~だって。
うるせーこっちはこれから餃子食うんだよ!
ちゃんとありがとうと言ってメッセージを終わらせた。
なんじゃこらと思いながら餃子を受け取りホテルに帰った。

安定の京都王将

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