7年ぶりの鹿児島小旅行④。
ウォーターフロントパークでまた桜島を見る
快活で迎えた鹿児島2日目の朝。
時間を無駄にはできない。朝から活動開始である。
まず天文館から桜島をより感じるためにウォーターフロントパークへ。快活から海を目指す。まっすぐな通りを行くとすぐに桜島が大きくなる。
公園前の駐車場では明日の鹿児島マラソンのためのクレーンカメラのセッティングが行われていた。カメラにはMBCの文字が。
あー明日ここ走るのかとスタッフの人たちが準備する横を公園へ。
ウォーターフロントパークはまだ人が少なかった。広々とした公園を1人歩いて岸辺に着く。
また桜島独り占めの時間。自分と向き合う時間。
ここでも何時間でも見ていられるなと。
クソみたいな日常を忘れる時間。
どんな想いで見つめようと桜島は変わらない。
その安心感たるや。
あーサイコー。鹿児島サイコー。
ここも20分ぐらいかな。
近くのフェリー乗り場を少し覗いてから歩いて山形屋へ。
山形屋とおみやげ天国
山形屋は鹿児島の歴史のある百貨店。
読みはヤマガタヤではなくヤマカタヤらしい。
重厚な建物からもその歴史は感じられた。こういう建物を見るとこの街が昔から栄えてきたんだなと思う。
土曜日の朝。中に入ってみると地元のおばさま方が少ないながらもいたな。
とりあえずエスカレーターを上まで上がって下りる。
いい感じのデパートの空気。鹿児島の有閑マダムがずっと通ってきたのだろう。
エスカレーターから見える山形屋のマークもなんか品があると感じた。
最初に入った1号館だけでなく2号館もあるようでかなり売り場は広いと感じた。
7階にはレストラン、6階の催事場ではバザーのようなセールをしていた。
1号館の地下はふるさとのギフト館という感じだった。
こうやって並べられると鹿児島はおみやげ天国だと思った。
かるかん、さつま揚げにボンタンなどの柑橘系。カツオに知覧茶。鹿児島ラーメンにさつまいも。
お茶のいい香りが漂うフロアには目移りするほど良いおみやげがいっぱいだった。
海も山も豊かで鮮やか。
大分も割と豊かだと思っていたが、鹿児島のバリエーション豊かさには恐れ入った。
やっぱ鹿児島だなぁと思いながら2号館のデパ地下に移動し手軽なパンだけ買ってまた天文館から歩き出した。
国道10号東九州の終わり
ホテルのチェックインにはまだまだ時間がある。展望がいいらしい城山にでも行こうと歩き出す。
山形屋から城山方面に向かうと途中の公園で明日の鹿児島マラソンのプレイベントをやっていた。
県外からの参加者に向けた歓迎イベントのようでたくさんの人で賑わっていた。
その公園の横に国道10号の終点碑があった。
北九州から大分、宮崎を通り鹿児島まで東九州を縦断する国道10号。
大分と鹿児島がこうやって本当につながっているのを目の当たりにすると不思議な気分になった。
おんなじ九州でもなぁ、全く違う世界を生きているのだなと。
そうか、鹿児島は繁栄してきた九州の西側と取り残されてきた九州の東側が混ざりあう終着地なのか。
大隅半島と薩摩半島としてもだし2つの世界が同じ県に同居しているというのも不思議だなと思った。
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