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虫喰いで薄くなり型崩れしたウールフェルトハットにスチームアイロンをあてた件

帽子は昔から好きで多数持ってるのですが。
箱無しとはいえそれなりに保管してたつもりで数年振りに出したフェルト帽子が全体の半分近くまだらにうっすらとへこんでまして、ありゃ型崩れかと思ってたのをふと灯りに透かしたら薄くなった部分を見つけ虫喰い被害に遭ったと認識、管理の悪さに自分もへこんだ…なんてことがありました。
虫喰い=穴、と思ってたのですが、広く薄く喰われて厚みが減り、そのために本来しっかりしたウールフェルトハットの形が崩れたようです。ギャー

お直し後。
最初見つけたより広範囲に光の透けが!



で、こんな透けるまで薄くなってたので手触りも頼りなく、裏打ちが要るか?接着芯か??と思ってたんですが、
スチームアイロンを浮かせたまま使って、
凹んだところを裏から指で押さえたままたっぷりのスチームをあてては冷まして、を丁寧にしただけで形は戻り手触りもしっかりとし、あっさり解決。
やり方はウールセーターのアイロンがけとか吊るしたウールスーツのシワ取りとかにする方法と同じかんじです。熱さは平気だった。

あまりの片手間さにちょっと驚いた。これでまたずっと使えます。

ところで「フェルト帽」ではどうにもこの手合いが検索でひっかからなくて往生しましたよ。「ウールフェルトハット」でいきなりひっかかる。

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